第3話

この頃から、学校がつらくなり始めた、からかうだけだったことから、だんだん悪口や暴力、仲間外れ、掃除の押し付け、悪いことをしたときの責任転化、だんだんエスカレートしていた。


幸いにも暴力は、たまにだけで先生は中立だった。悪口はまだ耐えられた、本の世界に入ったら周りの音が聞こえなくなるから先生が居なくて私が本を読んでない時しか悪口は聞こえなかったし、悪口も典型的なものばっかりだったからだ。


暴力もクラスで空手の有段者の子が暴力の時だけは庇ってくれていた。


責任転化も先生が中立で論理的だったから、理由、やってない証拠をきちんと聞いて判断するから大丈夫だった。


だから一番堪えたのは仲間外れと掃除の押し付けだった。 


掃除の押し付けはクラス全員の机を1人で片付け(全員でやるもの)、同じ当番全員の分をやらないといけなかった。


一番ひどかった時は特別教室を1人ですべて掃除して、終わったら何かと理由をつけて雑巾掛けを増やして終わらなくさせられた、掃除の時間が終わったら私だけ特別教室に残し、掃除しといて掃除が終わったら鍵を開けるといい、特別教室の鍵を締めて教室に戻って行った。


この時は、授業が始まっても終わらなくて授業にでてないことを疑問に思った先生が泣きながら雑巾掛けしてる私を発見して終わった。これをやってた子は謝るように言われ、嫌々ながら謝り、私が許さないと先生がもう許すようにと言いくるめた。この事は今でもトラウマで夢に出てきたり、フラッシュバックする。

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