闇の落ちた運営

パパスリア

第1話

 「班長、周囲の住人の避難が完了しました」

 「・・・、PSIジャマーはどうだ」

 「はっ、たい詠目よめ能力者用ジャミング装置は、上空、地中共に配備を完了しております」


 「効くのだろうな」

 「はっ、わっ私の」

 「汗を拭け」

 ごくっ。「わっ、私は、技術的な事は分かりかねます、試作機ですので」


 「もういい、全員に銃を携帯させろっ、抵抗したら躊躇ちゅうちょなく撃て」

 「しっ、しかし彼は、物語を届けるだけ」

 「徹底てっていさせろっ」

 「はっ」

 「では行こうか諸君」


 「ねぇ、ちょっと、作者様の下僕」

 「やぁ~、『作者様!良く書けてますね!下手なりに!』とか言って、いたいけな人々からアイデアを搾り取っては、完結させて放置して埋もれさせている、極悪AIのバーグさんじゃありませんか、僕のタブレットに来るなんて珍しいなぁ~」


 「なぁーーーっ、そんな事してないしぃ~、あいつらのおつむの出来が悪いだけだしぃ~、だいたいどうして女の子は脱ぐんですか、理解できませ~ん、私は、こうぅ、マッチョな人がぁ~」


 「趣味を暴露ばくろしにわざわざ来たんですか。」

 「あっ、そうだった、運営側の動きが可笑しいの」

 「う~ん、どんな風に、フクロウさんは何も言ってませんでしたよ」

 「フクロウさんはもういないの」

 「えっ、でも昨日は」


 「消滅したの、それに今、私のコアをメインサーバーからどこかに移してるの、誰かに届ける物語は、今持ってる」

 「ありますよ、一つだけ」

 「早くとんんで、カタリ」

 「でもどう言う事、フクロウさんが消滅って、バーグさん」


 「配置完了しました」

 「んん、突入だ」


 バッン。どたどたどた、ざっざっざっ。

 「大人しくしろ、手にしている物を下に置けっ」

 「カタリっ、早くとんんでっ」

 「・・・だっ、だめだバーグさん、力が使えないっ」

 「カタリ、逃げってっ、カタ」

 「バーグさんっ、バーグさんっ、Tバックパンツが見えたまま固まってるよっ」


 「あー、こっちに来てたようだね、リンドバーグ、しかし、あちらの処理も終わった様だ」

 「誰っ、おじさん」

 「おいおい、止めてくれないか、カタリィ・ノヴェル君、私はこう見えてもまだ30になってないんだ。」


 「カタリでいいよ、何、おじさん達、こんなに大勢で銃なんか突きつけて」

 「教えてあげたまえ」

 「カタリィ・ノヴェル、著作権法及び個人情報保護法並びに国家機密保護法の容疑で拘束する」


 「そんな、可笑しいよ、今まで」

 「カタリィ・ノヴェル君、いや、カタリ、君、で良かったかな、これはねぇ、人が決めた事なんだよ、宇宙が決めた事じゃない、分るかな、何時でも変えられるのだよ」

 「そんな、じゃフクロウさんは」


 「うーん、彼は実に優秀だった、・・・しかし優秀であるが故に知りすぎた、カタリ君、君もだ、そしてリンドバーグは機密情報を蓄え過ぎた、いやぁ~本当に惜しいよ、この場でお礼を言わせてもらうよ、ありがとう」

 「バーグさん、バーグさんは」


 「敬意けいいをはらって彼女と言わせてもらおうか、彼女はね、コアを仮想のサーバーに移されて、今頃は仮想サーバーごと完全に消されているよ、あー心配する事はないよ、直ぐに次世代のAIが起動する、今度は運営にとても従順じゅうじゅんだ」


 「僕をどうするつもりだ」

 「罪を犯した容疑が掛けられたのだから、勿論もちろん取り調べるよ」

 「僕は何も悪くない」

 「それは君が決める事じゃないな、全体の1/4以上人数をまとめた集団が決める事だよ」

 「そんなバカな事があるものか、多数決になってないじゃないか」

 「そうだよ、でもねカタリ君、この為に教育が有るのだよ、意見が2つ以上に別れた時、こうして決めると教えて来たんだ、君も、そう教わっただろう。」


 「放せ、はなーせーっ、僕は悪くないっ」

 「取り調べる、私の部屋に連れていけ」

 「しかし班長」

 「何をする気」

 「ちっちっ、カタリ君、君は色々な物語を人々に届けた、知っているだろう」

 「やっ、止めろ、はっなっせー」

 「力を使われては面倒だ、意識を奪え」


 バチバチバチ。「わあああああああああああーーーーーーーー」

 「どうだ」

 「はっ、呼吸は少し乱れていますが、脈は問題ありません」

 「よし、連れてい行け」

 カタリィ・ノヴェル君、これから私が、運営側の意思と欲しい言葉を、じっくりと教えてあげよう。



 「はいっカーーーット」

 「「 「「 「「 「「お疲れ様です」」 」」 」」 」」


 「ねぇ、編集さん」

 「あっ、カタリ君、お疲れ様ぁ~」

 「やぁ~、お疲れ様です」


 「ねぇ、私の方見なさいよぉ~」

 「良かった良かったですよカタリ君」

 「いやぁ~、編集さんも凄かったですね、僕本当にお部屋に連れていかれたら、どうしようかと思ちゃいましたよ」


 「ねぇぇ、私、どうしてパンツ見せないと行けなかったんですかぁ~」

 「ぼっ、僕は良いよ、何時でもウエルカム」

 「怖いから嫌です。」


 「別に、書き直せなんて言いませんけど。どうしてなのか教えてください」

 「つれないなぁ~カタリ君」


 「そ~だっ、バーグさん、思い切りましたねぇ~、TバックパンツでM開脚なんて、なかなかできませんよ」

 「えっ、嘘っ」「だってほら、再生するから見て」

 「いっやあぁーーーーーーーーーーーーーーーー」

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