ツンデレ彼女は今日もツンツンしてる
南河原 候
ツンデレ彼女は可愛い過ぎる
「べ、別に!
テンプレぽいツンデレ言葉を言う僕の可愛い彼女。名前は
「はいはい。ありがとね」
彼女はツンデレ………いや、少し違うかもしれないがツンデレの様な事を言ってくるから僕はツンデレだと思ってる。だから、今の言葉も待ってたんじゃないも
この子を説明するなら一言で済む。『可愛い』だ。何処が? と聞かれれば全部だ。何時も学校の校門で待っててくれる鈴葉。何時も僕に甘えてくれる鈴葉。悩んでる時に相談に乗ってくれる鈴葉。もう上げたら幾らでも出てくるから説明しきれない。
胸もまぁまぁあり。多分Cはある―― 脚もなめらかで綺麗で黒ニーソがとてもエロい。白い肌にそこに黒ニーソ。完璧じゃないか。
そして、小柄と来た。体型も良い! 背も低くて撫でやすい! 顔も童顔で可愛らしい! 僕には完璧過ぎる彼女だ。
「ねぇ、翔は私が好き?」
「うん。大好き」
「えへへ!」
少し頬を赤くして照れ照れする鈴葉は可愛い。これを見るだけで僕はご飯は五杯は行けるだろう。
「翔~! 翔~!」
僕の腕に引っ付いて僕の名前を呼ぶ鈴葉は勿論可愛いのだがそれより鈴葉が動く度に胸が腕に当たる感触がたまらん。
これが僕と鈴葉の日常――
毎日やってて飽きないかって? 無論、飽きる訳がない。むしろ、ウェルカムだ! 言っていて恥ずかしくない? 無論、恥ずかしくない。
「鈴葉」
「何~?」
「呼んでみただけ!」
「そっか~………そんな翔にはこうだ!」
鈴葉はそう言って僕の頬にキスをしてきて、少し恥ずかしくなって顔が火照る。
多分、悪戯のつもりでやったと思うんだけど、これはご褒美にしかならないがそれもそれで嬉しいのでツッコミは入れない。それに、自分からやっておいて相手より照れてる鈴葉を見るのも悪くない。
「鈴葉、頬よりこっちが良いな~!」
僕は唇を指でちょんちょんと触りこっちにして欲しいアピールをすると鈴葉は少しだけ見つめて直ぐに下向いてしまった。
うん。可愛い。まぁ、自分からやっても良いのだがどうせなら恥ずかしながらやる鈴葉が見たいからアピールしてして貰う様に誘う。
そうしてると、ちょんちょんと指で僕の肩を叩いてきて振り向くと顔をそっと掴まれ恥ずかしそうに顔を真っ赤にしてる鈴葉の顔が目の前に出てきて。唇には柔らかい鈴葉の唇が触れていた。
「こ、これで良い?」
「うん。鈴葉、可愛い」
「ふぇぇぇ!?」
可愛いと言うと更に照れる鈴葉は後世に残したいぐらいに可愛い。いや、世界遺産にしても良いぐらいだ。言い方は大袈裟だが僕にとってそれぐらい鈴葉は大事な人であり守りたい人なんだ。
そんな鈴葉との出会いは半年前の夏――
その時、僕はまだ鈴葉の事を好きでも何でもなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます