木漏れ日の夏空


夏影が落とす、光のさざめき。

心に落ちる、緑のざわめき。



太陽は、宇宙の灯りだ。

空に向かって光の矢を射る。



竹からの木漏れ日は、風を連れて来る。

私を通り抜けて、影にしあわせを残す。



毎日こうだったらいいのにね。

こうして言葉に乗せて、ふらっとしていたい。



もっと小道にソレタイ。

もっと奥の道をサガシタイ。



みんなとはぐれそうになる。迷子になる。

喧騒から抜け出たくて、どこでも勝手に入り込むせい。



でもね、

迷うから、出逢うことも、きっとある。





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