アリマ イン ザ プラヌウス

一葉(いちよう)

第1話 イントロダクション

 神戸の裏庭六甲山、そこから北に下れば情緒ある温泉の街有馬。


 その街のどこか一角に花と木の楽園があると言う伝説がほんの一部で語り継がれている。


 穏やかな四季が有り一年中花が咲き乱れ森からは爽やかな風が吹いている。


 そこでは美しい妖精の少女たちが花の周りを歌を歌いながら飛び回り花の蜜を集めて暮らしているそうだ。


 誰も行くことが出来ない場所、真っ暗な洞窟のその奥に地上に向かってぽっかりと大きく口を開けている大地。


 その空洞の真ん中辺りに輝く太陽に幻惑され見えない極小惑星が浮かんでいる。

 地上から手の届きそうな惑星アリマ。


 彼女たちはその星から出稼ぎにやって来る、らしい。



(あのここネタ振りなので、本文はラブコメです(ほんとにラブなのか?))

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