応援コメント

第29話 シグレという勇者」への応援コメント

  • やはり、シグレは聖拳には関心は無しでしたか。以前から何となく「聖拳にはあんまり興味なさそうだな」と何故かそう感じていたいたのですが、まさか彼女の興味、関心、その他諸々の殆どが自身の従者であるシュウに向いていたとは思いませんでした。シグレにとって彼が大きなウエイトを占めているのは分かってはいたのですが、此処までのものとは……。恐らく彼に向けているものは、愛憎入り雑じった強大な独占欲なのだと思われます。そう考えると、彼女の心が折れたのは一回や二回では無いのかも。シグレが折れる、シュウが立ち直らせる。またシグレが折れる、またシュウが立ち直らせる。これを何度も繰り返す。……うわぁ、無間地獄かこれ……。もしそうだとしたのなら、彼女の行動の根底にあるのは、立ち直る事への拒否反応ともとれます。彼女を元に戻すのは容易なことではないでしょう。シュウに対する虐待の中には彼に向けた憎悪(私をこんな女にして!)だけでなく、アピール(こんな女にした責任を取らずに私から離れるの?)もありそうなので。

    シグレさん。此処にいる動機は分かりました。でもどうやって此処に来たのでしょうか?

    作者からの返信

    ご感想、誠にありがとうございます!

    そうですね、シグレのシュウに対する執着はとても深いモノだと思います。
    折れる前と後、その両方で支え続けていた彼は、彼女の中では聖拳以上に大きく根深い存在になってしまっています。
    そのため、縛り付けようとする気持ちも強くなってしまっています。
    しかし、その力は衰えておらず、一級品です。
    そんな彼女との決着は、次回で着く予定ですので、どうかお付き合いいただけると幸いです。

    て、転移先に来れた理由と手段も、あと数話で明らかにする予定ですので……!