ゲスト:『無人墓地の墓守』リルヤ

「死神と手を組みたい? 君はなかなか酔狂な人だねぇ」


 主に第6エリア「ミステリーダンジョン」の近郊にある墓地で墓守をしている少年。彼は、巨大ダンジョンに挑み、散っていった冒険者たちの魂の安息の対価として生前の技術をすべて提供してもらっている。

 ただし、墓守は「自称」であり、カンパニーからは逆に墓荒らしだと思われている。

 現在はウルクススフォルムに所属しており、気まぐれに力を貸している。



【キャラクター名】リルヤ

【手配度】★★★★

【性別】男性

【性格】普段はクールでおとなしい性格。

 義理堅く、一度交わした約束はきちんと守る。そして雇用主の命令にもかなり忠実である。一方で、致死ダメージを食らっても魂を身代わりにできるせいか、痛みに対してかなり無頓着で、平気で鉄砲玉になろうとする。


【武器】鎌『グットホープ』

 リルヤが常に持ち歩いている、背丈を超えるほどの鎌。

 時折変形して槍になったり剣になったり、果ては銃にもなる。

 過去の英霊たちの技と経験が記録されており、膨大な情報から敵対者に有利になる戦闘法を引き出す。つまり武器が本体。


【特殊能力】

魂装:成仏していない魂や、倒した相手の魂魄を保有することができ、さらには保有する魂が生前取得していた技術を一時的に自分のものにすることができる。また、致命傷を負っても吸収した魂を身代わりにすることで、自身は完全再生できる。その際、失った魂の技術は使用できなくなる。保有する魂の数は万を超えるので、実質彼は不死身である。

武器変形:鎌「グットホープ」を変形させ、装着している魂に合わせて戦い方を変幻自在に変えることができる。ただし、本人の能力にブースとがかかるわけではないので、あまりにも取り扱いにくい武器はラグが出ることもある。

護り手:魂を消費して、仲間を回復させたり、致死ダメージの肩代わりをさせることができる。


【容姿】

 銀髪のおかっぱ男子。年齢は16歳程度で、まだ声変わりしていない男の娘。

 上下とも黒の服とズボンを着ている。全体的に軽装なのは、ダメージを受けても平気だから。


 前回も出てきたチート男子の一人。今回は基本的に味方。

 攻撃力はさほどでもないが、経戦能力が半端ない。武器が失われると強みの半分を失うが、それでも何万回も殺す必要があるため、相手にしてみれば、いやなことこの上ないだろう。

 手配度も堂々の4つ★。おそらくゲストの中でも最強。


ゲストとしての特徴:

 アルバレスはまだ可愛げがある能力だったが、こっちは正真正銘のチートなので、基本的にどんな無茶をさせても壊れない。

 ただし、あくまで人間なので、巨大構造物相手は攻撃面で厳しいかもしれない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る