第6話 リボルト#18 ようこそ新世界へ Part4 男の意気地
※このパートにネタバレ要素が含まれています。ご注意ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「姫様! こちらの
突如響いたのは、とある兵士の声だった。俺は声がした方向へと振り向くと、なんと大勢の兵士が百華と拓磨を囲み、彼らを拘束している。
「ちょっと、百華が何をしたっていうのよ! 早く放しなさいよ!」
一方、百華の親友である友美佳は激昂して兵士たちに向かって叫んでいる。
「銃器を所持している以上、暗殺の可能性が窺える! 貴様らもその仲間のようだし、連席責任を負ってもらうぞ!」
「何よ暗殺って! そんなことなんて、これっぽちも考えてないわ!」
兵士は槍を持ち上げると、友美佳を威嚇しようとする。それでも友美佳は動じることなく、兵士に強く反発する。
おいおい、なんか面倒なことになってきたな。
「ちょっと待ちなさい! 彼らは私の大事なお客さんなのよ、もう少し丁寧に扱いなさいよっ!」
自分が招いた客人が乱暴に扱われるのが癪に障ったのか、ジェイミー姫が空気を読まない兵士を叱り付けた。
「で、ですが姫様……また『あのような事件』が起こっては……」
「これとそれは別なの! 状況を弁えなさい!」
「は、はぁ……分かりました……」
ジェイミー姫の威圧感に気圧されたのか、兵士はこれ以上口答えすることはなかった。
「何ですか、『あのような事件』というのは?」
先ほど兵士のあのような反応を見て、これはただ事じゃないと俺は見た。これから問題を引き起こさないためにも、ちゃんと聞いておかないとな。
「実は……5年前、祖父が銃撃されて死んだのです」
「え、そうなのか? すみません、変なことを聞いて……」
ジェイミー姫が告白した真実に、俺は罪悪感を抱き、すぐさま謝る。
「いいんですよ、知らなかったことですから」
「それであの兵士たちは、銃器の存在を恐れているんですね」
兵士たちの気持ち、分からなくもない。何しろ銃は命を奪うために作られたものだし、怖がるのも無理はないだろう。うちの世界各地も、銃刀法というものがあるし。
「ええ、それだけならまだいいのです。しかし……」
「しかし?」
さっきまで明るかったジェイミー姫の表情は、急に暗くなる。それを見て、これはただ事じゃないと俺は察知する。
「あの銃殺事件があまりにも衝撃的すぎたせいか、あれから国民は銃だけでなく、新しい技術さえ拒むようになったのです」
「そうなんですか……こう言っちゃなんですけど、これはかなりの重症ですね」
「ええ、お恥ずかしながら。元々我が国は魔法の技術が発達しており、それ以外のものに対してあまり快く思っていないようです」
ジェイミー姫は頭を下げ、とても気まずそうに事情を説明する。そこで、俺はあることに気付く。
「でもさっきジェイミー姫は、俺たちの肩を持ってくれましたよね? それは何故でしょうか?」
国民が新しい技術を拒絶しているのなら、彼女も少なからずその影響を受けているはず。しかも祖父が銃で撃たれたし、なおさらのことだ。
「……信じたかったのですよ、あなたたちを」
「どういう意味ですか?」
ジェイミー姫の意味深な言葉に、俺は首を傾げる。
「ご存じの通り、敵の戦力がかなり高く、現在の状況では私たちだけでは勝ち目はありません。だから私はこうしてスクルドに頼んで、あなた方をこちらに招くことにしたのです」
「ええ、そうですね」
「もしここであなた方を疑うようなことをしたら、私自身を疑うことになるので、それがイヤなんですよ」
「なるほど。だったらこっちも姫さんの期待に応えられるよう、頑張らないといけないみたいですね」
「ええ、期待していますよ、
意気投合した俺とジェイミー姫は、お互いを見つめながら明るい微笑みを浮かべる。
「あらあら、随分と楽しそうに話してるじゃない、秀和くん」
突然、近くから聞き覚えのある声が。俺は声がした方向へと振り返ると、そこには意地悪そうな笑顔を浮かべながら、肘で俺の腰を突く美穂がいた。
そんな彼女を見て、俺の全身に思わず鳥肌が立つ。
「な、何だよいきなり」
「あのお姫さん、すごい美人さんじゃない。彼女の魅力に惚れ込んで、自分に彼女がいることを忘れるじゃないわよ!」
「そ、そんなことするわけねえだろう!」
何の前触れもなく出てきた話題に、俺は冷静さを失い、慌てて手をバタバタさせる。
「あっはは、そんなに慌てちゃって、カワイイわね~」
俺をからかうことに成功して気をよくしたのか、美穂はゲラゲラと大笑いしていやがる。
しかも、さらなるピンチが俺に襲いかかる。
「確かにそうね~。あのお姫さん、顔もスタイルもすごくいいし、しかも身分も高いわね。かずくんにちょうどいいんじゃない?」
隣で立ち聞きしていた涼華も、余計なことを言って俺をからかう。
「あのな涼華、もうちょっと雰囲気というものを……」
「あらそう。じゃあ、お姫さんに聞いてみるとしようかしら。ねえお姫さん、かずくんのことをどう思う?」
「ゑっ?」
あまりにも予想外な返事に、俺は思わず名状しがたい声を漏らす。
涼華を注意しようとしただけなのに、まさかかえって墓穴を掘ることになるとは。よく見ると、近くにいる千恵子と菜摘も熱い視線をこっちに浴びせてくる。やべえ、超気まずい状況だぜ。
「そうですね……いいんじゃないでしょうか、彼。あの燃え盛るような赤い髪、キリっとした目付き、違う世界に来ても冷静さを失わないその順応力……実に素晴らしいですね」
ジェイミー姫は俺のことを褒めてくれているが、多分涼華の狙いはそこじゃないだろう。
「違うわよ、お姫さん。私が聞きたいのは、そういう一般的な評価じゃないわ。一人の女の子として、どう見てるかってことよ」
「ああ、なるほど、そういうことですね。まあ、もしミスター・ヒデカズが彼氏になってくれたら、案外悪くないかもしれませんね」
ざっくりとした評価ではあるが、ジェイミー姫は早くも俺のことを気に入ってくれたようだ。
このままだと、彼女と結婚するのも時間の問題……いやいやいや、俺にはもう千恵子がいるじゃん! こんな変なことを考えてどうする!
「だって、かずくん。よかったわね、彼女候補が一人増えて」
「全然よくねえよ!」
悪意しか感じない涼華の言葉に、俺は声を限りに叫んだ。
しかし、ここで新たなピンチが俺に襲いかかる。
「秀和君、わたくしがいるというのに……浮気なんて許しません!」
「ひどいよ、秀和くん! 千恵子ちゃんならまだしも、また別の女の子とイチャイチャする気なの!?」
千恵子と菜摘は、涙を浮かべながら手のひらを上げてこっちに迫ってくる。
待てよ、この光景はどこかで見たような……ここはやはり避けたほうが……
「止めたほうがいいですよ」
突然、俺の脳裏から聞き覚えのある声が響く。
「この声は……ディープマインドか?」
そう言うと、俺の周りの景色が一変し、またあの図書館のような空間に転送された。
「ええ、アナタの愛おしいディープマインドですよ」
依然として本に夢中になっていたディープマインドは、本から目を離すと笑顔で俺を見据えている。
「おいおい、いくらなんでも持ち上げすぎだろう……って、こんな時に俺になんか用か?」
この急すぎた展開に疑問を抱く俺は、真相を求めてディープマインドに質問を口にする。
「今、お二人のビンタを避けようとしましたよね?」
「ああ、そうだけど……普通の条件反射だろう?」
「しかし、よく考えてみてください。あれもアナタへの、一種の愛の表現ですよ。それに喰らっても大したダメージにはなりませんし、ここは男らしく、あえて受け止めたほうがよろしいかと」
うーん、そう来たか。そう言われるのはちょっと意外だが、彼女も一応俺の深層心理だし、ある意味俺もそう思っていることになってるんだよな……
実際にサバイバルバトルで俺が千恵子と菜摘のビンタを避けて、二人がお互いの頬を打ってことに今にも申し訳ないと思っているし……
「だったら、なおさら受け止めないといけませんね。もしまた同じことを繰り返すと、きっと彼女たちの心にも大きなダメージを負わせてしまうでしょう」
まだ口に出してないのに、早くも俺に意見を述べるディープマインド。さてはまた俺の心を読みやがったな。
「ああ分かったよ、受け止めればいいだろう!」
彼女の言うことは正しい。女の子の心は繊細で、特にこういう恋に関係していることならなおさらだ。ここはやはり男らしく、根性を見せないとな。
「「はああああああー!!!」」
いつもより気合いが入っている掛け声と共に、千恵子と菜摘はビンタをこっちに振ってくる。
もう、俺は逃げも隠れもしないぞ。どんなに痛くても、それは愛の形だと受け入れるんだ……!
さあ、二人ともかかってこい!
「パン!」
澄んだ音と共に、頬が突然燃えるかのように熱くなる。痛みはさほどキツくないが、心への衝撃の方が凄まじいものだった。恋というのは、思った以上に難しいんだな……
「あっ! 申し訳ありません、わたくしとしたことが……痛かったでしょうか?」
「はわわ、ごめんね秀和くん! まさか受け止めるなんて思わなかった……大丈夫?」
俺を打った千恵子と菜摘も慌てて俺の側に駆け寄り、傷はないかをチェックする。
二人とも、本気で俺を打ちたいから打ったわけじゃないんだな。やっぱり、勇気を出してみたのは正解だったぜ。
「あらあら、よかったじゃないかずくん。二人との距離がまた一歩近付いたみたいで」
かたわらで見ていた涼華は、クスクスと笑いながらまたしても俺をからかう。
何だよ、他人事だと思って。元々はお前のせいだろうが! くそ、いつか必ず仕返ししてやるから、覚えてろよ!
俺は気を取り直してジェイミー姫に次の行動を訪ねようとするが、ここでまたしても思わぬ邪魔が入ってしまう。
「おお……なんて美しい女性だ!」
「ん?」
俺は声がした方向へ向き直ると、そこには黒髪の男性が一人いる。服装のデザインは先ほど俺たちと戦った連中のと似てるし、恐らく敵じゃないだろう。
年は俺とそんなに変わらないが、顔立ちが格好良すぎて、いわばおとぎ話ではよくある「白馬の王子」のようなアレだ。
ただしその眼差しはあまりにもストレートすぎて、もはやストーカーと言っても過言ではないほどのレベルだ。そしてその眼差しの先は……
千恵子だ。イヤな予感しかしねえぜ。
「失礼ですが、貴方は……?」
「おっと、これは失敬! 我が名はイーガー・アンビション、
黒髪のキザナイトは跪くと、片腕を上げて腹のところに当てる。その姿を見ていると、何故か鬼軍曹のことを思い出す。
「そうですか。わたくしは九雲千恵子と申します」
「素晴らしい名前だ! ああ、君のような素晴らしい女性に出会えるとは、この上ない幸福だ! どうだ、この後一緒に食事でもしないか?」
まだ会ったばかりの千恵子に、キザナイトは何の躊躇いもなく誘いを申し込む。そう、その彼氏がここにいることも知らずに。
「えっ!? そ、それは……」
初めてこんなことを言われたのか、千恵子はなんと頬を赤く染め、返事に困っている。まさか千恵子は、あんな奴に惚れたんじゃ……
他のみんなも、キザナイトの大胆な行動を見て驚いているようだ。たった一人を除いて。
「あら~、想定外のことが起きたわね。まあ、これはこれで面白そうだけど、ふふふ」
またしても涼華が、俺をからかうかのように笑い始める。
くそっ、ふざけやがって……! こんなこと、あってたまるか!
いきり立つ俺は体を動かして、キザナイトの前に移動する。
「俺なら、喜んで付き合ってやるぜ?」
「誰だ、貴様は? 俺が話しているのは、そこの素晴らしい女性であって、貴様ではないのだが」
案の定、キザナイトは俺を見たとたん、すぐに態度が豹変し、俺を小馬鹿にしていやがる。
「いい質問だぜ。俺はてめえが今誘ってる素晴らしい女性の、その彼氏なんだよ!」
「な、何だと……!?」
俺の答えを聞くなり、キザナイトは血相を変えた。ふふん、実にいい気味だぜ。
「し、信じられない……このような素晴らしい女性が、貴様のような野蛮人と恋愛関係を結ぶとは!」
「ああん? 言いたい放題だな、てめえ!」
まだ会ったばかりの人間にいきなり野蛮人呼ばわりされるとは、この上ない屈辱だ。怒りが込み上げた俺は、思わず拳を握り締めた。
しかし次の瞬間はキザナイトは俺のことを無視し、千恵子に話し続けた。
「ミス・チエコ、どうやらそこの野蛮人は君ような素晴らしい女性と話せる私に嫉妬しているようだ。もちろん、君はそんな野蛮人の恋人なはずがないだろう! さあ、そんな野蛮人のことなど相手にせず、私と共に来ようではないか!」
こいつ、どこまで自分の世界に浸っているつもりかよ。自分の都合のいいことしか話してねえし、ある意味幸せな奴だな。もはや喧嘩する気力すらなくなったぞ。
そして千恵子は、ゆっくりとこっちに歩いてくる。えっ、まさかあんなキザナイトのことが気に入ったんじゃ……
様々な思惑が俺の脳内を巡り、やがて不安となっていく。
別に千恵子のことを信頼していないわけじゃない。ただ少しでもその可能性があると思うと、思わず心配してしまう。
ついに、千恵子はその手を伸ばし、その指の先には……
「申し訳ございません、わたくしには既にこの人がいますので、そのお誘いにはお受けかねます」
千恵子は両手で俺の腕を抱え、自分の体に寄せている。これはまるで、「私たちは恋人です」とアピールするようなもんじゃ……
「なっ……!?」
千恵子に断られたキザナイトは、目を見開いて驚きの色を見せる。
ふんっ、どうだ、思い知ったか! 俺と千恵子の絆は、てめえのようなプレイボーイが壊せるようなもんじゃねえぞ!
気をよくした俺は、満面の笑みを浮かべてキザナイトを見下す。どうだ、悔しいだろう?
「あら、お二人はカップルなのですか? それはめでたいですね」
側で見ていたジェイミー姫はこっちに近寄ってきて、俺と千恵子に祝いの言葉をかけてくれる。
「ああ……ありがたきお言葉です。ところで誰なんですか、あの人は? さっき俺たちと戦った連中と同じ格好をしてますが」
こうして王宮の近くで行動できる以上、恐らく敵ではないだろう。しかし正体を知らないことには、彼らとどう接していいか分からないのも事実だ。ここはやはり、ジェイミー姫に事情を聞いておくべきか。
「そこにいる黒い髪の彼のことですか? 彼の名前は、イーガー・アンビションと言います」
「いえ、それならさっき聞きましたよ。彼と同じ格好の人がたくさんいるみたいですが、彼らは一体何者ですか?」
「ああ、そういうことですか。彼らは
「へー、そうなんですか。それならきっと相当な実力者でしょうね」
「ええ、おっしゃる通りです。全部十二人で、どれも粒揃いですよ」
十二人もいるのか……いつか手合わせしてみたいもんだ。もちろん、あのキザナイトのこともボコボコにしてやらないとな……
「そういえば、あのイーガーって奴の実力はどれぐらい強いんですか?」
「ナンバー4、ってところですね。かなりの実力者だけど、女好きなのは玉に瑕ですね」
おいおい、マジかよ……12人の中で4番目ってことは、かなり強いじゃねえか! どうやらあいつをボコボコにするのは、そう簡単な話じゃなさそうだな。
「……そうなんですか。それにしても、随分と格好いい服装ですね。俺もいつか袖を通してみたいものです」
俺は適当に自分の願望を口にすると、ジェイミー姫はとんでもない返事をしてくれた。
「その願い、叶えられないこともないですよ」
「えっ?」
「実は用意してあるんですよ、ナンバー0の騎士軍装を。特別に
「何だかすみませんね、何から何まで」
ジェイミー姫の行き届いた配慮に、俺は思わず頭を下げて感謝する。
「いえいえ、お気になさらずに。本来ならば
「えっ、いいんですか? 俺が試験を受けずに騎士になれたら、他のみんなはさすがに納得できないんじゃ……」
気遣いはありがたいが、こっちが利益ばかり受けていると他人の怒りを買いかねない。だとすれば、俺たちがここでの評判も悪くなるだろう。それだけはどうしても避けたい。
「だから、今すぐそれを渡すわけにはいきません。皆さんがちゃんと自分の実力を、この国の人間に示さない限りね」
なるほど、この国の人間に俺たちの強さを広めることができたら、騎士になっても納得してもらえるってことか。だったら、なおさら頑張らないとな。
「まあ、遙々ここに来たわけですし、きっと疲れているでしょう? 今から食事会を催しますので、ご案内させて頂きますね」
ジェイミー姫が指し示したのは、とてつもなく大きな宮殿だった。これだけ豪華な場所なら、さぞ料理もうまいだろう。
「一体どんなお料理が食べられるのでしょうか……日本以外の国で食事をするのは初めてですので、楽しみで仕方ありません」
料理への拘りが人一倍強い千恵子は、うずうずして両手を擦り合わせている。
だがしかし、そこでまたしても新たな邪魔が入ってしまう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【雑談タイム】
秀和「くそ、よりによって千恵子を……許せねえ!」
千恵子「もう秀和君、こんな大勢の前で……」
秀和「君だって、大勢の前で俺にビンタを喰らわしたことを忘れないでほしい」
千恵子「は、反省しております……」
美穂「相変わらずお二人は熱いわね。キミが一途な人で安心したわ」
秀和「当たり前だ。俺は千恵子への感情は本物だからな」
絵梨香「ヒューヒュー! 恋のfireは、summerの日差しのようにshinyね!」
千恵子「そ、そうでしょうか……お褒めのお言葉感謝致します、絵梨香さん」
涼華「あら、どうやら二人の恋は本物だということがうまく証明されたみたいね。めでたしめでたし」
秀和「お前は別に何もしてねえだろう」
イーガー「おのれ! こうなった以上、力ずくでもあの美しい女性を手に入れてみせるぜ!」
直己「うわ、負け惜しみ言ってるぜ、こいつ。情けねえー」
イーガー「黙れ! 貴様に言われたくないっ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます