楽しみ

さてと、こんぐらい離れれば良いだろう。

「大丈夫か、顔真っ赤だぞ」

俺の声にビクっと反応した。

「ちょっと走って疲れちゃっただけ」

「なら良いんだけど」

確かにスーパーからは大分離れた。

走ってる途中に思ったが逆にこれの方が怪しいのでは。

やっちまったかもしれんが今はどうでも良い。

「夏樹、俺さお前に言いたい事があるんだよ」

「え」

さっきより顔を真っ赤にして動揺し始めた。

まだ話してないんだけどな。

「俺さ、お前の事を」

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