第2話

彼女と付き合い始めてから、2週間がたった。相変わらず結衣は僕にベッタリだ。

嬉しくもありかなり照れくさい。

なぜなら生まれてきてこの方女性と付き合った経験がないのだから....どのタイミングで手を繋ぐとか....その席に発展するのだとか....僕は何も知らない。


僕は彼女に聞いた。

「なんで結衣はそんなに僕のことが好きなの?」

結衣は答える。

「うーん。好き....って言うよりは安心するだよね。圭くんといると。なんだって出来そうな気がする!」

また僕は彼女に聞く

「質問ばっかりでごめんね。結衣にはもっといいひといるんじゃないのかな....?」

そして結衣はまた答えてくれる

「もー圭くんは馬鹿だなぁ....」

なんだか少し怒ってるように見える(普段全然感情をあらわにしないからなぁ....)

「ご、ごめん!この後結衣の好きなケーキ食べに行こう!」

「それなら許す!」と結衣は言ってくれた。


この時はまだ知らなかったこの先僕らに何が起こるのか....いや。知るよしもなかったんだ....


『多分続く』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る