弐拾参話 魔術講習〔Ⅱ〕

  オーフェンの言われるがまま講習に来た人達は、一列に並んでいた行くベテランぽい人達は後方に1度集まり、十代半ばの人達もベテランの方にを一度見て真似をする様に集まり並び始める自分は、十代グループに混ざる様にしてその1番後ろに並ぶ。


 ベテランぽい人達は此方が並び終える所にを確認したから自分の後方に並ぶ。


 オーフェンは、1人に1人目に指導を開始し始める、耳を傾けると魔力の流し方、詠唱の前に明確にイメージすると後はボとヴォの発音の違い等を指導していった。


 1人当たり大体10分前後位指導して次と交換して行き遂に自分の番になった、流石に自分の前に4人もいれば自分の番になる前にかなりのイメージトレーニングは出来ているがオーフェンの指導をしっかりと受けつつ胸の当たりで魔力を練り身体の中にある魔術用の回路に適切な量の魔力を流す、まずは、魔力の矢弾エネルギーボルトから頭ので明確なイメージで矢弾ボルトイメージをし手を前にかざす。


魔力のエネルギー」魔力が棒状に形成され魔力が圧縮されてゆく矢弾ボルト状になってゆく。

ボル」言われた通りイメージの中でクロスボウを引いて今形成された矢弾を装填する。

」言い終ると同時イメージ上のクロスボウの引き金をを引いて発射図々しいる。

 飛んで行った矢弾は真っ直ぐ案山子に飛んで行き命中するしかし勢いが止まらずに貫通し案山子の後方に念のため置かれていたであろう土嚢の山に突き刺さり魔力の矢弾エネルギーボルトは若干爆ぜる。


 放った結果に驚いていると、

「始めての一回で魔力の矢弾エネルギーボルトを放てるとは、驚いたそれに始めてにしては良く魔力の練られた魔力の矢弾エネルギーボルトだその調子で続けて魔力の雷撃エネルギーヴォルトと挑戦してみよう」


 言われた通り魔力の雷撃エネルギーヴォルトとの順番に入るさっきの同じ様に魔力を練り、流しイメージする。

魔力のエネルギー」かざしたままだった手の前に魔方陣と球状の魔力が形成される。

ヴォ」形成された球状魔力の魔方陣に雷のような物がまとわりつき始め。

ルト」と言い終えると共に球状魔力から案山子に落雷の如し雷の状の魔力が空気を切り裂き案山子に命中する。


 魔力の雷撃エネルギーヴォルトが命中した案山子は、少し煤けていた。


「おや?特別製の訓練用案山子が煤けたちょっと君の属性適正見せてもらって良いかな?」

 と言われて端末を取り出し操作して属性適正の画面を表示させた。


 表示された画面を見たオーフェンは、少し難しい顔をして少し考えこみ口を開く。

「君は・・なんだこう・・本当に初心者かい?始めて魔術を詠唱して失敗しないなんてそれに威力を高いそれに・・まるで妖精種並みに属性適正値が高いそれに妖精種は種族毎に一点特化だが君は、平均的に高いまるで召喚された者みたいでわないか!?」

 段々と興奮してゆくオーフェンを助手的なポジションのギルド職員が止めに入る。

「オーフェンさん少し落ち着いて下さい!」

 と言葉を発しつつオーフェンの鳩尾辺りを魔力のような物を纏う拳を入れる。


 綺麗に決まった急所突きに沈んだオーフェン、引き抜いた拳を左右に振って何事もなかった様に続きを再開させ始めようするギルド職員

 物凄くカオスだった。


「うぉっほんオーフェンさんは少し使い物にならなくなったのでわたくしオリヴィアが続きを務めさせて頂きます」


 まだ自分の時間だったのでオリヴィアに基礎を一通り教えて貰いたい更に魔力操作を使用した応用と有属性魔術への切っ掛けを教えて貰いたい自分の時間は終了した自分後は2回目以降の講習者で復習と初心者が講習で教わったその先の講習をしていた。

 それから全員一巡してから【簡易身体強化イージーフィジカルアップ】と【異次元のディメンション収納庫・ルーム】の講習時間となった初心者勢は 【簡易身体強化イージーフィジカルアップ】を15%から25%位の習得取得率で不完全な有り様だった、ベテラン勢は離れた所で一歩先の【身体強化フィジカルアップ】や【部位身体強化ポイントアップ】等をお互いの監視のもと練習してた。

異次元のディメンション収納庫・ルーム】は初心者は、習得から始めるがなかなか身に付かず、ベテラン勢は初心者の習得の手伝いに回っていた。

 結果10時から始まっていた講習の時間が最終的にほとんどの時間を【異次元のディメンション収納庫・ルーム】でつぶれお昼の時間となった午後の部は1315分までここ集まる様にの事だったそれと午後の部は冒険者には必須だが任意でいのでここで人によってはここで解散でも良いらしい。


「でわ魔術講習午前の部は終了です午後の部も出たい1人時間に遅れないようにでは解散」


「ふぅー一先ず午前は終わりかー時間は1155一時間以上は時間あるな他の人は皆何処へ行ったみたいだしかしベテランぽい人達は受けなくてよさげなのになっで講習受けていたのだろう?」


 そんな疑問を抱えながら昼食をどうするか考えるとそう言えばギルド伸びてに食堂が合ったなーと思いだし食堂へ向かう。


 取り敢えずメニューを見大銅貨1枚で食べられる物を注文した昼食を済ませた。


 一先ず昼食が終わり時間を確認するとまだ1235だったのでギルド初日によった資料室へ向かう。


 魔術言語について何か無いか探していると魔術言語初級の本を見つけたので時間まで読み込む。


 時間10分位まで読みふけんだが全体の一割も読めなかったが内容は日本語にアルファベットとルーン文字を組み合わせしたような文字の組み合わせだった。


 本の題名を記憶して本棚にしまい少し急ぎめに訓練所に戻る

 時間は集合時間5分前集まっていたのは初心者は自分含め半分位ベテラン勢は全員いた。


『ベテランの人達は午後絶対に受けたい何かがあるのか?』

 疑問は深まるばかりであった。


 頭の中であれこれ考察しているうちに時間になりオーフェンとオリヴィアもやって来て講習が再開した。

「いやーすまなかった講習途中で気絶してしまって、私どうも出身と職業柄で魔術に関わる事柄だと興奮しやすくてね、え~とどこまで教えたかな?オリヴィアくん」


 気絶した時のショックで記憶が少し飛んだオーフェンは助手役のオリヴィアに確認するとオリヴィアはややため息混じりに答える。


「オーフェンさんが教えたのは【魔力の矢弾エネルギーボルト】と【魔力の雷撃エネルギーヴォルト】それと無属性魔術の分類です、わたくしが気絶している間に【簡易身体強化イージーフィジカルアップ】と【異次元のディメンション収納庫・ルーム】を教えましたのでその続き冒険者の必須スキルの生活魔術からです」


「残りは汎用魔術7属性ね了解、おっほんえ~とこの国の4属性信仰のような所があることは皆に教えたねだが冒険者は中立中庸の関係で汎用魔術も8属性ある無属性は強化と収納庫は午前に教えたので残りの7属性を午後はらしき、教える」

「火属性は、点火イグニッション焼却バーナー、水属性は、水の生成クリエイトアクア氷の生成クリエイト・アイス、風属性は、そよ風ブリーズ風のカッパウインドコート、土属性は、土を耕すクレイ・プラウ穴作成クリエイト・ホール、雷属性は、小雷ショック清浄クリーン、光属性は、光の生成クリエイト・ライト応急処置イージー・ヒール、影属性は、影の小屋シャドウ・ルーム暗視シャドウヴィジョンが代表的な汎用魔術だ職種毎に必要な技能が違うし私な祖国では、今も研究され更新されていってる何も今挙げた物を全て取得しろとは言わないが1属性1つは覚えて貰いたいとはおもっている」

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