満月の夜
@tadanoryuki
1章・冒険の始まり
第1話 ログイン
「あ~、今日も久々にブレーブテールやろうかな。ん?、何だ」
ブレーブテールはオープンワールドMMORPGだ、億人をもいるゲームだ。
それが突然異変が起きた。
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「・・・は!!!。ここは?」
ここは現実では無い、夢か?。
でも夢にしても感触や匂いがリアルすぎる。
ファンタジー小説でもあるまいし。
「ステータス画面はあるな。でもログアウトできない」
名前翔太、職業侍、サブ職業予言、レベル90。予言はクエストの報酬やスキルのクリティカルヒットダメージを予言できる。
昨日アップデートで新たなモンスターとダンジョンが追加された、後レベル上限が100までになった。
「フレンドリストだ」
俺は友達のミツルギにチャットした。
「今何処にいるんだ」
「ユグドラシルの大樹のとこにいるけど」
「今そこにいる」
ユグドラシルの大樹に向かった。
「ミツルギ久しぶりだな」
名前ミツルギ、職業アサシン、サブ職業、スカウトレベル90。スカウトとは、周囲の敵やモンスターを遠くから見れる
「よう、ログインしたら何故ユグドラシルにいるんだ」
「俺も分からない、このゲームの管理人このサーバーにいるな。それだったら手がかりが分かる」
「あ、そう言えばこのサーバーの管理人ってシズルさんじゃなかったけ?」
シズルさんか俺のフレンドリストにあったような気がする、確かめてみよう。
やっぱりだ、シズルさんもこのサーバーに入ってる。
チャットしてみよう。
「シズルさん、今何処にいますか」
「ユグドラシルの門の前にいるけど」
「今そこに向かいます」
俺とミツルギは門の前えへ向かった途中に食べ物を買った。
「美味そうだな~、翔太。買って行こうぜ」
「そうだな」
食べ物を買った後、門に再び向かった。
「すみませんお待たせして」
「いえいえ、こちらこそすみません翔太さん」
名前シズル、職業ソーサラー、サブ職業錬金術師、レベル90。錬金術師とは回復ポーションとかパワーアップポーションを作れる職業。
「こちらは友達のミツルギです」
「美人んですなぁ」
ミツルギは相変わらずの変態だ。
「シズルさん、ブレーブテールに世界に入った手がかりはありますか」
「シズルさんは辞めてください、普通にシズルって言ってください」
「あ、そうですか」
「私にも分かりません、私はこのサーバーの管理人だけです」
GMがいれば手がかりもあるかもしれない。
でもGMは別のサーバーにいるんだよな。
「そんなに悩まなくても。飯にしようぜ」
「そうですね」
俺達は食事した。
「いただきます」
「︙︙味がしない」
「不味いな味がないじゃないか」
「仕方ないだろミツルギゲームだから」
この世界には食べ物が味がしない、ジュースもただの水の味がする。
でもみかんとかまだ調理してない素材は味がする。
ゲームって味の設定できるかな?。
「ゲームは味の設定とか全くやらないので味がしませんね」
「ただ回復すればいいですから」
「門の外でも行くか?」
「辞めておこう死んだらどうなるか分からない」
「神殿で復活するんじゃない」
「ゲームオーバーも考えられる」
「設定は神殿で復活する設定です」
死んでも大丈夫って言う事か。
でも死ぬのは怖いな。
夜にでも行くか外のフィールドに。
「ここにいるのはプレイヤーだよな翔太」
「そうだな」
プレイヤーは冒険者と言って、NPCは大地人と言う。
「全員こうやっても意味がないのにな」
「大地人も全然違う」
昔、大地人は決められた言葉しか話せなかったが。今は人間みたいに話せる
「何しましょうか翔太さん」
「そうだな、仲間探しとかかな」
「仲間探しなら小十郎呼べば翔太あいつガーディアンだし」
「そうだな」
小十郎にチャットした。
「今何処にいる?」
「ユグドラシルの武器屋だ」
「今そこに行く」
武器屋に行った。
「よう、久しぶりだな」
名前小十郎、職業ガーディアン、サブ職業鍛冶屋レベル90。
「久しぶり」
「翔太よぉ、大学どうなるんだ俺達」
「退学になるかもな俺達」
「そうかもな」
「貴方達は同じ大学ですか」
「そうですよ、大学後少しで終わるのに」
参ったな大学の事を思い出した。
完全に退学だな大学。
「そんなに悩むな、今を考えろ」
「そうですね、あ!、ギルドでも作りましょうか。全員ギルドに加入してないんで」
「いいですけど、誰がリーダになるんですか?」
「それは決まってるだろ、お前しかいない」
え、おれーーーー
何故俺がリーダになるっんだ、シズルとかいるのに。
「はいはい、リーダになります。名前は?」
「お前が決めればいいじゃん」
「思い浮かばないから輪廻転生で」
「いいと思います」
ギルドを設立した、まだ4人しかいないんだが。
ギルドホームも欲しいな、今100万ゴールドしかない。ギルドホールは200万だ。
100万足りない。
「ギルドホームならもう買いました」
流石管理人であってゴールドも多い。
「まじで、今何ゴールド持ってるのシズル」
小十郎は目が出るほど驚いていた。
「1000万ゴールドですけど」
1000万!!!。
俺の十倍だな。
100万ゴールドを集めるのにレイドダンジョン10回周るぞ。
これでも俺って世界一のプレイヤーだ。
レイドダンジョンクリア回数一位、最強武器防具一位。
あっさりシズルに負けたな。
俺も頑張らなきゃな。
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