ショックが続く

 パソコンが壊れて古いノートPCでこいつを書いている。

 流石に買い替えて半年でシステムドライブとして使っていたSSDがぽしゃるのは勘弁してもらいたい。

 スマホで書くとか目が痛くなることはしたくないんだ。


 さて、パソコンの故障がショックの最初であるならば、続くショックはこの古いノートPCの中にあった。

 数年前のテキストファイル。

 ファンタジー小説を書こうと決めて書き出した文章が残っていた。


 そいつを手慰みに読んでショックを受けたのである。

 今では一行ごとに改行を入れるとかしている私だが、当時は紙の本のように隙間なくびっしり書いていた。

 そして、自分が面白いと思って書きだした物なのだから数年後の私が読んでも面白かったのである。

 PV? なにそれ? おいしいの? と言わんばかりのあの頃の勢いを感じて、正直年を取ったかと真面目に考えてしまった。


 本当に、創作を活動を続けてきたが、何か身になったのだろうか?

 若い分(と言っても四年も前じゃない)昔の方が体力も熱意もあって今より良かったんじゃないのかと思うとショックなのである。


 そうなると、頭の中で私に何があるのだろうか等と言う問いかけがぐるぐると回り始める。

 今の私に何があるのか? よく分からない。

 ただ、以前よりはしぶとくなった気だけはしている。

 自分の腕が一段周囲より劣るのは明白だが、しかし、それがどうしたというのだと言う境地には至っている。

 上手くなりたきゃ書くしかない。


 しかし、闇雲に書いてもうまくはいかないだろう事も明白。

 そんな私に光明を投げかけてくれたのが、フィン感ことフィンディルさんの感想である。


 フィンディルの感想

 https://www.pixiv.net/fanbox/creator/46839483


 1万字以下の短編の感想を頂いたのだが、正鵠を射た感想の山である。

 辛口なのではない、褒めるだけなのではない、書き手に光明を与える感想だと私は思った。

 もし、今の自分の作品を深く知りたのならば、感想を依頼してみると良いかもしれない。


 頂けるのは短編の感想だが、長編の書き方もいろいろと変わった気がする。



 それにしても、ベルシス・ロガの独白は書き直したい衝動に駆られる。

 帝都攻略までは今のままで進み、その後一から改訂しようと思う。

 けど、それが読者にとって改悪だったら、きっとショックだろうなぁ。


 ああ、それと、深淵殺しのクィーロと俺の師匠はレベル1をここ一か月は重点的に更新して、規定字数には達しておかないとなぁ。


 いつも通り脈絡のないエッセイだ。

 この辺も書き方考えないと。

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