6年3組 22番 新名文恵
6年3組 22番
いきなりですが、私は猫よりも犬が好きです。
≪犬、可愛いもんね≫
でも、弟は猫の方が好きらしいです。
≪猫もかわいいよね≫
でもでも、私は犬の方がかわいいと思います。
≪好みの問題もあるからねぇ≫
なので今から、猫派を論破します。聞いてください。
≪なんでそんな好戦的なの?≫
先生。想像してください。
『小さくてふわふわなワンちゃんがい〜っぱいいる部屋』と『きったねえ猫がおびただしく
どちらに入りたいですか?
≪表現方法でズルしてるじゃん≫
ほかにも猫には『猫なで声』とか『猫をかぶる』とか言う言葉から分かるように、猫のイメージに張り付いた、他人に媚びる浅ましい本質が言語というフィルターから透けて見えます。
≪そのフィルター曇ってない?≫
さらに「飼い猫に手を掻かれる」「負け猫の泣き声」など、猫には悪い意味のことわざもたくさんあります。
≪あれ? その言葉知らないな≫
さて、この話を聞いて犬好きと
────────────────────
【先生のひとこと】
少なくとも
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます