カクヨム3周年

しゅりぐるま

私のカクヨム3周年

 カクヨムも、3周年だそうで……。

 私にとっては、小説を書き始めてまだ3周月も経っていないのだけど、ずっと前からその存在は知っていました。一番最初にアカウントを作った時に小説を書いていれば、私も一緒に3周年を迎えられたかもしれない。


 昔から詩はよく書いていました。ブログが流行っていた頃にネット上に書いたこともある。でも、それはもう遠い昔のことで、カクヨムを知ったその時は、書こうとしても全く書けなくなっていました。昔は書きたいことならいくらでも浮かんできていたのに、真っ白の画面をいくら見つめても、何にも浮かんでこなかった。

 前はあれほど頭に言葉が去来してきて、吐き出してしまわないと生きていけないとすら思っていたのに。だから、ツイッターから始めることにしました。たった数文字でいい。何か思ったことを文字にする力をつけないと、何も書けやしない。そう思って。


 結局、ツイッターもそこまで更新することはなかったけれど、日記やなにやらを書いたりして、どうにかこうにか『書く』ということがまたできるようになってきて、やっとこ始めてみたら、カクヨムは3周年を迎えていました。


 最初はそれに全く気が付かなくて、なぜかトップページに『フクロウ』の文字が目立つなと、なんだかみんな『フクロウを切り札』にしているなと思っていたら、小説のお題が出ていて、3周年の企画がスタートしていた。そんなこんなで、皆勤賞はもう狙えないけど、せっかくだから乗ってみようと2番目からのお題に日々挑戦しているところなわけです。


 お題をこなしていく中での気付きは、私はまず、書きたい文章から思い浮かんで、そこからお話を作っていくことが多いこと。なので、書きたいことがなんなのか、どうやってお話が終わるのか、決まっていないことが多いのだ。

 それだと書きたいこと、言いたいことは伝わらない気がする。詩のように短い文章ならなんとかまとめることもできるけれど、お話はそうはいかない。ちゃんとプロットがあって、登場人物や舞台設定がないと、いろいろブレる。


 なんとか『カク』ことができだして、これからの課題も見つかった私ですが、お題があると『ヨム』こともすごく勉強になります。同じお題で他のユーザーの皆さんが何を書くのか、書いたのか、今は書くことの方に比重をおいていますが、ちょこちょこ読んで勉強させてもらっています。


 ところで最近、編集者という仕事をよく考えます。というのも、私の文章を『繊細』とか『美しい』と言ってくれる人がいるからです。その言葉は素直に嬉しいのですが、ではその『美しい文章』をどのように活かせばもっとよい作品が作れるのか。美しいだけでなく、ちゃんと私が言いたいことは伝わっているのか、そういうことを一緒に考えたり教えてくれたりする人が編集者さんなのだろうと思っています。


 楽しそうな仕事だと思うし、私にも編集者さんが欲しい!

 ただそれにはちゃんと、編集者さんの目を引くようにもっと書いて書いて書きまくって、一定レベルを超えるしかないのでしょうね。

 がんばります。

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