ラブコメラヂオ!
もえすとろ
祝3周年!
オープニングメロディー♪
P「Pと」
S「Sの」
PS「ラブコメラヂオー」
P「さぁ!今週も始まりました!PとSのラブコメラヂオ。メインパーソナリティーのPです!よろしくお願いしまーす!」
S「サブパーソナリティーのSっす。よろしくっす」
P「さてSさんや、今回は凄いですよ!」
S「なんすか?」
P「今日はなんと、特別ゲストの方がいらしてくれてます!」
S「あぁ~、なんだかんだで3周年っすもんね~」
P「はい!という訳で、早速お呼びしましょう!大人気声優の!」
G「Gで~す。よろしくお願いします」
S「…………⁉」
パチパチパチパチ!
P「お久しぶり~、今日はよろしくねーー!」
G「はーい!」
P「え~っと、S君とは初めまして?」
G「いえ、イベントとかでご一緒させてもらったことありますね」
P「そーなんですね~、S君?どしたの?」
S「いえ、そのGさんが来るとは思わなかったので」
G「口調どうした?そんなビックリしました?」
S「そりゃあもう……」
P「あ、もしかして!S君って……Gさんのファンなの⁉」
S「は?えと、はい、っす」
P「そりゃ良かったね!それはそうとGさんはこのラヂオの事知ってる?」
G「毎週、胸キュンなお話しが聞けて楽しませてもらってます!」
P「嬉し~~!!」
G「実は、今回3周年記念という事で~、ケーキ焼いてきました!」
P「おお!凄い!女子力高っ!!」
G「後で、皆さんで食べてくださーい」
P「ありがとうございま~す!じゃ、とりあえず冷蔵庫に入れておいてもらってっと」
G「あ、今日中に食べてくださいね~」
P「は~い。えっと…?Gさんも今日が節目、だそうですが一体なんの節目なんでしょうか?」
G「実は私、付き合ってる人がいるんですよ」
P「ええええええええ‼‼‼‼言っちゃっていいんですか!ソレ⁉」
G「大丈夫だと、思います……うん、多分大丈夫?」
P「疑問系ヤメテ!このラヂオ生ですからね?ピー音とか入れる必要あるなら先に言っておいてくださいね?」
G「大丈夫大丈夫!なんとかなりますよ~」
P「えっと、それで、聞いていいのかな……?先ほどの爆弾発言の内容なんですが」
G「その彼と付き合って今日でちょうど3年目なんですよ!」
P「お、おお~~、良いですね~。ね?え?」
G「それが、彼ったら今日も仕事入れてて」
P「それはひどい!何考えてるんでしょうね!」
G「多分忘れてはいないと、思うんですよ?でも、何にも言ってくれないんです……」
P「あ~、これは心配ですね~」
G「ええ、だから……彼への想いを今日ここでぶちまけたいと思います!」
P「いいですよーー!言っちゃえ言っちゃえ!」
S「…………」
P「Sくん?さっきからどーしたの?ラヂオなんだから黙ってちゃダメだよー?仕事してー」
S「はい、すんません……」
P「あれ?元気ない?もしかして、ファンとしてじゃなくGさんの事好きだったり~?」
S「え、あ、その……」
P「まぁ、Gさん可愛いからね~」
S「えっと、まぁ、そんな感じです」
P「Gさん、ごめんね~。SくんってばGさんの彼持ち発言がショックだったみたい」
G「いえいえ。だってファン辞めたりはしないですよね?」
S「ハイ。ソウデスネ。コレカラもずっと応援してマス」
P「片言www!え~、Sくんの調子が戻るまで私たちだけで進めちゃいましょうか!」
G「はい!」
P「まずはこのコーナー!」
『これってラブコメですか?』
P「はい、このコーナーは頂いたお便りがラブコメかそうでないかを判定し、ラブコメ判定だった場合は粗品を差し上げる!そういったコーナーです!」
G「楽しみですね!」
P「では1通目いってみましょう。ラジオネーム mobのAさんから頂いたお便りです!」
最近、クラスで人気の女子二人から同時に告白されました。
でも、今まで会話した事もなくてなんで告白してきたのかわかりません
この二人の告白は罰ゲームか何かでしょうか?
P「と、いうお便りです」
G「すごい、ですね」
P「ね~」
G「二人同時で告白って」
P「何か裏がありそうですねww」
G「うんうんww」
P「えっと、そっか。罰ゲームかも知んないんだね」
G「イジメられてるのかな?素直にモテ期到来って喜んじゃえば良い気もするけど」
P「え、モテ期だー!わーい!って喜んだ後に嘘でしたとか、辛すぎない?」
G「うーん。でもでも、ホントかもよ?そこはホラ、前向きにね」
P「そうね、そう、前向き!うん。いいと思う。それじゃ、このお便りは」
G「ラブコメです!」
P「では、mobのAさんには粗品を送ります!幸せなラブコメライフを送ってください。そしてまたお便りください!」
G「wwww」
P「そういえば、Gさんはどっちだった?」
G「え、どっちって?」
P「告られた?告った?」
G「意外かもしれないけど、私から」
P「へぇ~~~~~~、え?そんな良い男なの?」
G「う~んまぁ、ねwww」
P「Sく~ん。どー思うよ?Gさんが告白する程の男!多分だけど相当カッコイイんじゃない?」
S「そ、そーっすね……いや、案外フツーの奴なんじゃないっすか」
P「おやおやぁ?ジェラシーかな?Sくんってばカッコ悪ーい」
S「いや、そんなんじゃないっすよ?」
G「私の彼はカッコいいよ~」
S「うっ……」
P「うわぁ、ダイレクト惚気!凄い威力www」
S「えっと、次!次、いきましょ!」
P「は~い、それじゃ次のお便り。ラヂオネーム ラブコメがしたい さんからのお便りです」
ある日突然、俺の事を慕ってくれてた女の子が別の奴の所に行ってしまいました。
嫌われるような事はしてないのに……
いつか帰ってきてくれますよね?
ps とても寂しいです
P「えー、はい。なんですかねコレ」
G「えっと、ナルシスト?」
S「実は勘違い、とかっすか?」
P「あ~……えっと、コレは……どうしよ」
G「えっと、まずアナタ達は付き合ってたの?って所が」
P「ん~、付き合っては…ないかな。この感じ」
G「じゃあ、女の子たちの自由、だよね」
P「そう、ね」
S「いや、もしかしたらワンチャンあるかもしれない」
P「いやぁ…ないでしょ」
G「ないない」
S「そ、そーっすか」
P「と、いう訳でラヂオネーム ラブコメしたい さんのそれは」
G「ラブコメではありません!」
S「で、では、次のコーナー!!」
P「リスナーさんが聞きたい曲を流す、このコーナー」
『恋の応援歌』
P「え~、このコーナーはリスナーさんからリクエストされた曲を1曲だけ流し、その後私たちが声援を送るコーナーです!」
G「えー、ラヂオネーム 素人底辺ラブコメ作家 さんからのリクエスト。アニメ「ア〇ティブレイド」のオープニング曲 ゴールデ〇ライフ です。どうぞ」
~~~~~♪
P「いやぁ、良い曲ですねー」
G「私、この曲スキかも」
S「元気でる感じの曲っすね」
P「あ、そうだ。声援送らないと」
S「そうでした」
P「えーっと、作家さんなのかな?なら、この曲で歌ってるよーに『自分らしく』頑張ってください」
S「そーすねー」
G「ガンバレー!」
P「それで人気がでたら、このラヂオを宣伝してください!」
S「え?見返り求めるの?」
G「いろんな意味で凄いww」
P「そりゃ、ギブ&テイクは大事でしょ?」
S「大してギブしてないのに?」
G「www」
P「いや、ホラ!それは!言っても損しないし!ね⁉」
S「確かに損はしないけどww」
G「Pさんのそういうとこ好きww」
P「ありがとwww」
S「www」
P「え~、そろそろ、終わりの時間が近づいてきました!」
G「もう?」
P「残念ですが、あと5分です!」
G「わーーーー!まだ終わってほしくない!」
S「では、最後に今日のゲストのGさんからお知らせがありま~す」
G「はい!えー、来週から始まるアニメ『書ク読ム ~未来編~』のメインヒロイン、黄泉の声を担当します!とても楽しい作品になってますので、是非是非観てください!!」
P「今日のゲストはGさんでした~。それでは、また来週~~!」
S「ありがとうございました~」
G「バイバ~イ!」
P「お疲れ様でした~」
G「お疲れ様でした~」
S「お疲れっしたー」
P「Gさん!彼氏さんってどんな人?」
G「え、気になりますか?」
P「そりゃ、もう!」
G「オフレコで、お願いしますよ?」
P「もちろん!」
G「Pさんのよく知る人ですよ」
S(ちょっ!!おまっ!!)
P「え!?私の知ってる人……で、良い男……?」
G「ふふwww」
P「あ!はい!はい!Vさん!」
G「違いまーす。確かに良い男ですけどww」
P「えーと、じゃ、じゃあ、Lさん?」
G「違いまーすww」
P「えぇ~、ヒント!ヒントは!」
G「えー…今日、合ってます」
P「え?私が?」
G「うん」
P「え~……今日合った良い男?だれ?いや、ディレクターさんは妻帯者だし」
G「もちろん、健全な関係ですよww」
P「ほわ!?え!?マジでわかんない……」
G「じゃ、次の予定があるので。失礼します」
P「えーーーー、答え!答えはーーー!?」
G「ヒミツです♪」
S「つ、疲れた……」
P「ねぇねぇ、Sくんさ」
S「はい?」
P「Gさんの恋人さんってどんな人かな?」
S「さ、さぁ?」
P「興味ないの?」
S「まぁ、そーっすね」
P「好きなんでしょ?」
S「はイ」
P「声www」
S「そんじゃ、俺もお先、失礼します」
P「あれ?今日は打ち上げ行かないの?」
S「はい。ちょっと用事が入りまして」
P「そう?なら、仕方ないね。また来週ね~」
S「はい。お疲れ様でした~」
S「あのさ……ああいうの、マジでヤメテ」
G「ああいうの?」
S「爆弾発言」
G「でも、事実だし」
S「事務所からOK取った?」
G「…………?」
S「やっぱり……だめだろ、そういう勝手なことしたら」
G「だって、寂しかったんだもん」
S「それは……悪かったよ」
G「ね、コレからどっか行こうよ」
S「いや、今日は行かない。騒ぎになったらヤバいからな」
G「えーー」
S「またケーキ作ってやっから」
G「しょーがないなぁ」
ラブコメラヂオ! もえすとろ @moestro
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます