〔小さなぬくもり〕


僕の腕の中で 寝息をたててる


君は小さな迷い猫


君がどこで生まれて


どんな人生を過ごしてきたのか


僕にはわからない


安らげる場所を求めて


温かな場所を探して


君はやって来た


傷つきながら 雨にうたれながら


苦しくなったり 悲しくなったり


辛かったり 寂しかったり


いろんな事があったと思う


僕に何が出来るかわからないけど


この両手で抱きしめる事は出来る


毎日 君の寝顔を見ることは出来る


安心して おやすみ


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