「新宿の女」藤圭子(1969年) 底に突き落とす、ドス+ハスキーボイス

曲名…「新宿の女」

作詞…石坂まさを、みずの稔

作曲…石坂まさを

編曲…小谷充

歌…藤圭子


発売日…1969年9月25日

レーベル…RCA、日本ビクター


 18歳でこの歌、圧巻です。あまりにもドスのきいた、ハスキーボイスは唯一無二。藤圭子の世界は特別なものでした。綺麗な声とは程遠いと言っては失礼に当たりますが、独特な声を生かしたこの曲はヒットして当然と言えるものでしょう。


 ヒットはこの曲に留まらず、「女のブルース」「圭子の夢は夜ひらく」と立て続けにヒットを飛ばしました。その内、「圭子の夢は夜ひらく」は「夢は夜ひらく」が元歌になっています。「夢は夜ひらく」は様々な歌手によって歌われていますが、園まりバージョンが特に有名でしょうか。


 新宿が舞台の歌は数多くありますが、この曲はその中の頂点に燦然と輝く名曲の1つとなっています。

 それより、盛り場を歌ったこの歌は今や観光地と化している、新宿ゴールデン街に良く合いそうですね。

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