「女ひとり」デューク・エイセス(1965年) 歌から観光地へ

曲名…「女ひとり」

作詞…永六輔

作曲…いずみたく

編曲…いずみたく

歌…デューク・エイセス


発売日…1965年8月

レーベル…東芝レコード


 日本全国を歌う、『「にほんのうた」シリーズ』の内の1曲です。

 そのうち「女ひとり」は京都を歌った曲として特に有名なものの1つになっています。

 全体的に和を醸し出し、美しい和音でもって京都を的確に表現しています。


 レコードジャケットも素晴らしい。緑深い庭園の池のほとりにしゃがむ1人の女性。この歌の情景を見事に表すものでしょう。


 歌詞には京都の地名や施設の名称が登場しますから、よりリアルに京都を思い出すことが出来ることでしょう。


 ちなみに、歌の1番に登場する三千院はこの歌のヒットで観光地化したようです。緑に囲まれた荘厳な佇まいが何とも言えない魅力のある寺院ですよね。


 『「にほんのうた」シリーズ』と言えば、他にもカエルが歌うような「筑波山麓合唱団」、特にザ・ドリフターズ版が有名な「いい湯だな」も収録されています。どれも個性的な曲ばかりで日本各地を旅するような気分になりますよ。

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