心離れ
僕の君への想いが薄れかけ、君への愛が揺らぎそうになると
君はそっとミントティーを用意する。
さわやかな香りに託された君の言葉。
ーモウイチド ワタシヲ アイシテ。
気付いていたのに気付かないふりをした。
きっと彼女ならこういう回りくどいことはせずに
僕の腰に両手を絡めて笑ってこう言う。
ちゃんと私のことを見て、見てないとどこかに行っちゃうから、なんて。
僕は駄目だな。
こんな時でさえも
君と彼女を天秤にかけてしまっている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます