第60話

エルフは森の民と呼ばれており、細身で胸などはあまり大きくないらスレンダーな種族だ。


エルフの種類としては、

お馴染みのスレンダーな エルフ

スレンダーで褐色の ダークエルフ

そして、エルフの真祖と呼ばれるトゥルー・エルフとダークエルフの真祖、トゥルー・ダークエルフの4種類だ。


トゥルー・エルフやトゥルー・ダークエルフは、エルフと酷似しているが、圧倒的なボリュームがある。何が?

体に決まってるでしょうよ!


それで、目の前にいるのは褐色ボインエルフ。


そう、目の前にいるのはトゥルー・ダークエルフなのだ。


真祖と呼ばれるのは、だいたい先祖返りまたは真祖本人だけである。


「助けて頂きありがとうございます。」


「まぁ、冒険者仲間が欲しかったからね。それはそうと、あなた、トゥルー・ダークエルフなの?」


「はい。トゥルー・ダークエルフのゼラ・ヴァファムント。もと、騎士をしておりました。」


「騎士?エルフって魔法が得意でしょ?」


「はい。エルフは、近距離になると弱い種族です。ですので、魔法を用いた剣術を私の家系は作り出したと申しておりました。」


「じゃあ、近距離、中距離、遠距離、全部出来るのね?」


「はい。ただ、回復・支援魔法は持っていません。」


「そこはいいわ。どうとでも出来るから。そういえば、あなた装備は?騎士なら持ってるでしょ?」


「捕まった時に、取られ売られてしまいました…」


「そう…何を使っていたの?」


「刀という武器を2本使っておりました。」


「ん?騎士だよね?」


「はい。騎士です。」


(騎士なのに刀?2本?どっちかというと侍だよね?)


なんか、花魁みたいな服を着てもらって戦って欲しいなぁ…

多分動けなくなるけど…


「刀2本ね。何か要望はある?」


「頂けるだけで…」


「だめ!しっかりあった武器じゃないと使いにくいでしょ?」


「わかりました。1本は長めのもので、御身の脚ほどの刀が欲しいです。もう一本は、近距離用として、普通のものより少し短いものが欲しいです。」


「分かったわ。それと、あんまり畏まらなくていいわよ。冒険者としてやっていくのだから。」


そういいながら、武器の制作図を作っていく。


「わかった。なんと、読んだらいいのだろうか?」


「あー、どうしようかしらねぇ…」


「なにか問題があるのか?」


「まぁ、事情があってね…後で話すわ。それより、冒険者登録しているの?」


「していたが、カードをなくしてしまって期限が切れてしまっていると思う。」


「じゃあ、明日登録しましょうか。」


そういい、屋敷に戻ることにした。

ただ、ゼラはスッポンポンだったで適当に浴衣を着せたら、似合ってた…褐色肌って神秘だね。

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