第3話
「カミラ!起きたのか!心配したぞ!」
「カミラ!心配したのよ!」
と言いながら2人の男女が入ってきた。
先に入ってきたのが、魔王であり私の父のグラズ・リディー・ヴェアトリス
その後から入ってきたのは、サリエリア・リディー・ヴェアトリス、そう、私の母だ。
「はい、先程目を覚ましました。」
と報告をすると、母から
「カミラ、体に以上はない?もう大丈夫なの?」
と心配をされる。
「今の自分で悪いと思うところはありません。」
と返しておく。
その後、父と母に質問をされ、お抱えの回復魔法師を呼び診察をしたりした。
その後、大事をとり軽いご飯を食べ寝なさいと言われた。
後から聞いた話、カミラは約1年ほど寝ていたらしい。その間、食べなくて良く生きていけたなぁ、と思った。
翌日、朝早くから目が覚めたので大きめの姿見の前に立ち再度自分を確認する。
傍から見ると私はこうだ。
肌は白いが、髪が母とおなじワイン色で顔はとても整っているが、目が少しつり気味で髪色より少し明るめの赤色だった。
肝心の体も確かめてみようと思った。
今来ている服を脱ぎ、再度姿見の前にたつ。
身長は150センチほどあり、歳としては少し高めだ、体のバランスは胸は少し大きく、既に線がハッキリとしている。
この歳としては、若干…いやかなりエロい体をしている。
これは種族の問題なのかもしれない。
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