#2 #1の夕方

空が夕焼けで綺麗に染まった頃、町に鐘の音が響いた。


その頃学校では・・・

生徒会室で生徒会の皆さんが活動をしていました。


「皆、今日も有難う。先輩たちも手伝ってくれて有難う御座いました。」

お辞儀をした。

「あとは、自分がやりますので先輩は受験に向けて頑張ってください。

1,2年の人達もかえっていいよ。」

「先輩!本当に大丈夫なんですか?」

心配そうに1年の書記担当の桐谷きりたにが言った。

「大丈夫だよ。私に任せろ!!」

会長がそう言ったら桐谷は目を輝かせて、

「先輩!やっぱカッコいいです!僕の師匠になって下さい!!」

と、犬が舌を出して飼い主を見つめるような顔をして言っていた。

その言葉に会長はどう返したらいいかわからずにいると、桐谷は

「ダメですか?」

と、シュンとしてしまった。

それを見て会長は可哀想と思ったのか、

「ごめん。ごめん。わかった。いいよ。」

と、言っていた。

会長が許可を出したから、桐谷は満面の笑顔で

「有難う御座います!師匠!」

と、言った。

そして、その会話が終わったと同時に男子たちは桐谷を抱えて

「お疲れ様です」

と言いかえっていった。

桐谷はじたばたしながら

「おつかえさまです」

と、言っていた。


会長以外が全員帰ったところで会長のスイッチが入った。

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