ラストプログラムへの応援コメント
感情という名のプログラムを与えられたロボットの最期は、切なくて悲しいです。
命令に歯向かう、仲間を気遣う、言葉から感情を感じるといった彼らの行動は、まさに人間そのものですよね。
人はロボットをモノとして見るのか、それとも同類とみなすのか。その逆は?
感情をプログラムする是非は?
など、色々と考えさせられる作品でした。
そして、最後。
KS1001という型番から、多くのロボットが試作されたのだろうと思います。
それらの最期は、幸せであったのか、博士によって無残な姿にされてしまったのか。
作者からの返信
このお話は、博士も離婚に際し心の傷を負った結果生まれた、すれ違いによるものだと思っています。なので、ロボットに『心』と呼ばれるものに近い感情のプログラムが与えられたとしても、必ずしも悲しい結末には繋がらないと信じたいですよね。
KS001が最後に感じ取った感情ですが、やはり人間のそれとは違う、気温と同じ温度として感じたのだろうと思い、敢えてこの漢字を当ててみました。カノジョ自身は心なんて持っていないと思っていましたので。
今回の世界では、KS1001に至るまで、何度も試行錯誤を繰り返し、愛称を与えることをやめ、ツンデレのような個性を与えることも、余計な装飾や約束を交わすこともやめました。
それが、博士にとっても、ロボットにとっても幸せなことなのかどうか、分かるのはこれからでしょうね。その途中では、新たな悲劇も生まれていたかも知れません。ですがそれは、ラボの中、極限られた人々しか知る由のないこと。
……もしかすると、知らない方が良いのかもしれません(>_<)
ラストプログラムへの応援コメント
とってもいいお話だったよぉ\(*´∇`*)/
しかも!
切ないとコメディが一緒になってるっ
かおちゃんの真骨頂かも!やねー(笑)
最近よく思うの。こころってなんだろうなーって。どこにあるの?とかとか?^ ^
守りんと守くんにもきっと。
そうであってほしいなっ
お星様⭐️3つね!
作者からの返信
そう言ってもらえると、曲がりなりにも書き切って良かったぁって元気が出ますp(^_^)q
ずーっと切ない一本調子より何か緩急付けたくて。で、この終わりに向けてせめて前半は明るく、どうせならとアンドロイドたちに個性を持たせてみました(^-^;
「たぶん今日が最後の誕生日」と逆バージョンね。
ここに出て来たアンドロイドたちは、人間と限りなく近いけれど、やっぱり違う『心』のようなものに従ったと思う。博士は博士で離婚で負った心の傷があったと思う。
そんなに深いメッセージを込めたわけじゃないんだけど、そんな三つのこころのすれ違いの物語ね。
読んでくれて本当にありがとう!
それだけでも心の底から嬉しいです!!
ラストプログラムへの応援コメント
うぅっ、何だか泣けてきました(´;ω;`)
ロボットと心って言うのは、SFが始まった頃からある、何十年も続くテーマですね。
最初から彼女達に心が無ければ、苦しむこともなかったのでしょうか?だけどそれなら、命令に背いてまで002を守ろうとした強い思いを否定することになってしまう(>_<)
最後はKS1001が街を守っていましたが、いつか彼女達の心を受け継いだ003が誕生する事を祈っています。
作者からの返信
本当に泣いていただけたのですか? だとしたらこの上なく嬉しいです!
きっとここでは描ききれていない部分も、お兄さんが感じ取って下さったんだろうなぁって思うと、私の方が泣けて来ます(ToT)
実は私の中では、『心』を持ってるって明確には思っていなくて、でも限りなく心に似た行動を取ったんだと考えていました。
001も002も、それぞれに与えられた原則、使命、約束に従って自ら取るべき行動を最適化して、実行しただけなんだと。
だから最後に001が暖かいと感じたのは、決して心ではなく、気温と同じ温度として感じたんだと思い、この漢字を当てました。001は自分に心があるなんて思っていないから。
彼女が背いた、というか破ったのは、この場合、約束だけかなぁと。でも、離婚に際し心に傷を負った様子の博士には、それが何よりも許せなかったんじゃないかなと思います。
うん、これだけの内容、4000字以内では私には読者様にうまく伝えられていないのではと不安に思っています(>_<)
もし将来、心を持ったアンドロイドが誕生したら、良きパートナーとして共存できる世界であればいいなと願わずにはいられません。
ラストプログラムへの応援コメント
香りすわ~ん(*゚∀゚*)
今回もチャレンジングカオリサンな感じでしたか?(*´∀`)
んもー(*´ `)機械も人間もみんななかよちでええやないか~っ
めっちゃ素直で優しい機械とお友達になりたい(*´д`*)で、一緒に小説考えたりいろいろ遊びたいっ
……たぶん私がSF作るなら、そんな感じのお話になっちゃうやも(/ω\*)
作者からの返信
帝王さーん!
はい。チャレンジもいいところの書いたこともないSF(小声)ジャンルでしたー\(//∇//)\
チラリと見た感じ、アンドロイド とかロボット系は楽しいお話が多いのかな? と、思って敢えて逆にしてみたのですが……。あと、対人間の設定も多いかなと思ったので、対アンドロイドという構図も使ってみました。もしかしたら違うかも(汗)
みんな仲良し。そういうの、私も書きたいです! でも、今回思い付いたのが何ともシリアス展開になってしまいましてσ^_^; 楽しいお話はいったん皆さんにお任せなのですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
でも、思いの外皆さんに重く受け止められてしまっているようで……。是非この後、帝王さん始め、楽しい作品を読んで笑顔になってもらえたらなって思います(^-^) ですよね?^_−☆
ラストプログラムへの応援コメント
仲咲香里さま、とても緻密な世界観が素晴らしいですね。ツンデレを言語プログラムの主体にしている001が、特に愛らしかったです。結末の哀愁や切なさには好みが分かれると思いますが、SFの主たる機微を捉えていて最高だと私は感じました。
作者からの返信
緻密、でしたかっ?
今回、初めてのSFジャンルでレドさんの偉大さが痛い程分かりましたー。
きっと伝えきれていない部分がたくさんあると思いますので、まだまだ修行が必要です(>_<)
ツンデレ設定とかできますよね? たぶん、きっと……(汗)
結末、好みが分かれますよねー。そうですよねーm(._.)m
でも最高とのお言葉に、このまま超次元まで飛んで行けそうです! あ、でも、あれは徳川家康の時代だったー!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ラストプログラムへの応援コメント
自分は常々、ロボットには心を持たせるべきではないって思っているのですよ。だってどう考えても人間の方を優先ませんし、命令には逆らえません。だったらいっそ、心なんて無い方が、幸せなのではないかって。
果たして心を持ってしまった事は、彼らにとって不幸だったのか。それとも仲間や大切なものを知る事ができて、幸せだったのか。判断が難しいですね。
新しく作られたKS1001では、こんな事を考える必要もないのでしょうね。
良い事か悪い事かは分かりませんけど……寂しさはあります。
作者からの返信
心なんて無い方が幸せ。もしかしたら人間にも、同じことが言えるかもしれませんね。弟さんは、それこそロボットの『心』に寄り添われたのでしょうね(^-^)
嬉しいと思う反面、もしかして心を痛めてしまわれたのでは? と、少し心配でもあります。
このお話のアンドロイドたちは、それぞれ与えられた原則、使命、命令等に従い、彼らの中でそれらを最適化、実行に移しただけなのだと思っています。きっとそれは、人の持つ心に限りなく近く映るかもしれないけれど、決して同じではない。
001が最後に感じた暖かさ。心では無く、気温と同じ温度として感じ取ったのだと思い、敢えてこの漢字を当てました。
KS1001は、きっと淡々と仕事をこなして行くのでしょう。愛称を付けるのもやめ、変なキャラ付けもしなかったことが伝わっていればと思います。
でも、現実には可愛かったり、楽しいロボットたちがいっぱいいますからね! 落ち込んだ時は、イケメンジャーを観て元気を出しましょうp(^_^)q あれ、放送日って結局いつでしたっけ?(笑)
ラストプログラムへの応援コメント
力作でしたね。
世界観に引きこまれました。
いつもとはちがうテイストに感心しながら読ませていただきました。
雰囲気もよく、巧みな表現力に脱帽です。
作者からの返信
おぉ、和希さんに褒められている! 最近、ノリに乗っている和希先生に(笑)
初挑戦のSFジャンルで、知識も無いのにとにかく書き切ってみました。世界観に引き込まれたなんて、この上なく嬉しいです!
近未来どころか今じゃん! って時点でSFを名乗る勇気もなく、だったので、最後までお付き合い頂いてコメントまで下さったことに心から感謝します。
最後はシリアス展開だったんですが、大丈夫でしたか? きっと足りない部分も多々あったと思いますが、たくさんのお褒めの言葉に本当に嬉しくなりました(^-^)
ラストプログラムへの応援コメント
おおお、仲咲さん、新境地ですね。
よく4000字でここまで作り込めましたね。素晴らしい。
ドクターの元奥さんも科学者なんですか。なるほどなるほど。
オチがまたよく効いてます。
仲咲さんSFも書けるんですね。
作者からの返信
SF、思い付いたことはあります。でも、書いてみて、その上公開までしたのは全くの初めてです。たぶんKACには魔物が住んでいるんだと思います。そのうち異世界ファンタジーまで書いてたりして∑(゚Д゚) 転生とか。怖い、怖い。
でも、4000字では書ける範囲内でしか描けてないことがたくさんありますm(._.)m 展開も早過ぎてついて行けないかな、とか。
ドクターの元妻も天才科学者で、実は裏設定で、それぞれが自分の好みのキャラのアンドロイドを作ったというどうでもいい話もあったりします(^-^;
オチ、良かったですか?
そう言って頂けると、KAC5を落とした分も私の心が救われます(涙)あ、三分の一は睡魔に勝てなかっただけなのは内緒ですよ?^_−☆
ラストプログラムへの応援コメント
最初はロボットたちのキャラ的にコメディなのかな、と思いながら読んでいたのですが……。人間らしい心を持ってしまったロボットたちと、それを認めず物のように扱う人間の悲しい物語で切なくなりました。将来ロボットたちが心を持つときが来るとしたら、自分たちはどうするべきなのか……。深く考えさせられました。
作者からの返信
ラストに向けて始まりだけでも楽しくしたいと思い、分かりやすいキャラ付けをしてみました。
けれど三上さんの仰られるよう、あくまでも人間らしくであり、人間と同一ではない範囲内で与えられたプログラムを彼らなりにどう実行していくかを意識してはみたのですが……いかがでしたでしょうか。
ここでは描き切れなかったのですが、博士もまた離婚に際し心に傷を負ったようです。その救いもはけ口も身近なアンドロイドに向けてしまった結果の行動だと思っています。
もしいつか、ロボットたちが『心』を持つ時が来たら、彼らの目に私たちはどのように映るのでしょうね。……私も一緒に考えさせて下さい!(汗)
ラストプログラムへの応援コメント
はあああああ、凄い…いい意味で騙されました。
最初の明るいタッチでコメディなんだと思って読みすすめていました。
人間のエゴというか、人間の感情に振り回されたアンドロイドが切ないです。
また騙されたいです❤
作者からの返信
ありがとうございます!
これは以前、お題が発表されてから24時間?(うろ覚え汗)以内に4000文字以内の短編を投稿するというカクヨムのイベントに参加した時のお話なんです。
確かお題は『最後の三分間』。
しかも、他の作者様何名かと我々はコメディ縛りで書きましょうって、コメディ班を結成していたので、頑張った名残が前半部分で、後半はお題に合わせた結果こうなりましたσ^_^;
何気に初SFで粗もあるかと思いますが、喜んでいただけて嬉しいです!
お星様も、ありがとうございました。
騙されたい、ですか。ふむふむ。
あと何作か、それ系のお話もありますが、お口に合うかどうか、保証はしかねます(^-^;