「おいてけぼり」
置いてけぼりに、されているのは「二重」と「クロ」である
「未知」は「未知」でクリスマスは家族ともに暮らしている
――忙しいクリスマスは「いそがし」とやりあう「既知」たちにあるのだが
「な――んか、、、暇なのよねぇ」
そうしゃべると、腕を組み「二重」
「骨」は塩を腕に着けると「塩銛」
ってそれさびついたもりやんけ
みたいな「名前」をつけてやっぱりかけずりまわっている
それはそれでいいのだが
置いてけぼりはやはり面白くない
俺が自分の実力不足だとわかっていてもである
いや、まぁ誰だってそうだろう誰だってそれはそうだろうから別にいいのだが
「なにももう、さあって♬ケーキ食べちゃましょうか?」
味わうーー「んー」と口の中で滑らかにスィーツを楽しむ
「おいしくて優しい舌触りにふんわりとした、素朴で飾り気のないチーズがいいのよねぇ、、、これほんとうに一口食べるごとに口の中でほろほろと崩れて
それでいてしっとり冷たい感触がさぁもう最高」
チーズケーキでご満悦
いいなぁ~である
「既知」も、帰ってきてチーズケーキを食べる―
「おかえり」
「休憩しに来た」
「紅茶かして」
それぞれが、一人ずつ休憩することになったらしい
対得hんだなとは思うもののあまりにきせず「紅茶」のペットボトルを渡す
「あんがと」
「あんたいつの間に紅茶好きになったの」
むせる既知
「ごほっ、ごほっ」
「べべべべべっ別に、、、ななななんあんでもないよ」
おおありだ
にまっとして楽しそうな表情のチーズケーキ女もとい「二重」
「男?」とでもいいたげである
まったく、いいぞねえさんもっとやれ
それはともかくである
ごまかすように席を立ち「休憩終わり」と出ていく
ーーこれは何かあったわね
鋭い姉さん、、、まぁ「失恋」だったけどね、、、
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