「分岐点」ー③「蛇足」
おとなしくしているわけがなかった、「この女」が、
「松山みさと」が、-わかってはいた、なんとなくそうじゃないかなぁとは思っていた
だが、ほんとにそうだとは思っていなかった
「脱獄」ー「w」の、監視すらもはねのけ
「夜叉城」からの、戦いを見ている
「ふぅ、面白いわね――こんなのもいいかもしれない」
観戦するは「糸」と「砲手」
そのどちらも、「既知」の世界の、「糸」「砲手」だ
「さようでございますな、奥様」
立派な口ひげを携えた老執事が
「戦場」へ舞い降りる
ーー「混戦」の、場所へ
「亜空」を開きーー「中へ入る」
もう一つの城で、「人形」になりすます
「糸」は、-「縛ったり、」「ついたり」するだけでなく
「ほかのものに変化することも可能」
「くくくくくく、いいぞのっとってやれ」
ーーそう、「ここにいる」松山みさとは、「既知」の世界で、「人間」としては終わっていた「松山みさと」
ーー人としての死と、「引き換えに」
普通では考えられない、「超常的な」力を手にしたのだ
ーーもはや、「松山みさと(「既知」さいどがわは、人間ではない)
ーー「夜叉」だ
真の妖怪が、あざわらう―この世のすべてを
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハははははいいねぇいいねぇいいねぇ、飛び散る血と汗最高だわぁ
さぁ、もっと死んでよー死んでくれるよね?
うふふ、、、私「興奮」してきちゃった
楽しいなぁ、、、ほんとに、ほんっとうに楽しいなぁ」
両手を上げる「化け物」ー白い顔に、「完全に」血の色になった顔
それを「狂気的」「凶器的に」引きつらせて女は笑う
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