陣地内戦線ーーー②
「くそ、、、俺は怖がりなんだよ」
目の前で――男が「メイド」にぐるぐる巻きにされた現場を見つけ、つけてみた
(、、、うぷ)
「人形」が、白衣のメイド服を真紅に染めながらも、「解体」していく
(自、、、冗談じゃあねえ、、、お金目当てに来ただけなんだ、やってられっか)
「メイド」が、「解体」に熱中してる好きに駆け出す
(どっちが出口だ、ええい、もうどこでも構わねぇ、、ガラスのある所から割って
ーーそれでこんなところから出て行ってや、、、、)
ずるり、足を引っ張られる
「くそ、、、はなしやがれ」
20年来の相棒である、コルトを向け絶句する
ひび割れ、腐乱した額、灯のない瞳、、、何よりこの冷たい感触は
「骨、、、人骨」
「あ、ああああああああああああああああああああああああああああああああ」
西洋ではスケルトン、と呼ばれるそれは
ーーー「人形」の劣化品「出来損ない」-式神を入れて動くだけのただの、「模造品だ」
ただひとつーー、「利点」を上げるなら、打ち抜かれても、ぼろぼろになり。粉末とかしても
「式神」をどうにかせぬ限り「動き続ける」ということか
「いやだはなせええええどいてくれええええええ」
がいこつはーー、がしっと、体をつかむと首を思いっきり神田
びしゅーとおとがして、「頸動脈」がきれた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます