2章、第五実験棟の悪魔狩りーソロプレイ終了

くろはかんがえていたーーどうにかしてこの状況を何とかしないとと

なにせ、こうがみが出てる間暇なのだ

そしてひらめくーー自分に何とかできないのならなんとかできる次元の

なんとかできる並行世界の人物に助けてもらえばいい

そのために、水に飛び込む3か月前から探し続けて

今、見つけたのだーーそして転移の位置をそこにあわせる

こうがみのやつが死にかけた、、、死ぬのを選んだのが残念だったが

殺されなくてよかったと思う

ありがとう

気功師ーーそして呪術師、、、そして覚えてろ

別に裏切ったとは思ってないがこうがみの体であると同時にわしの体でもある

それをきづつけおって

仮にも一緒に暮らした同志であろうが

そういう気分になりつつも

だからなんだよではある

彼らにはかられの事情はあるし、それに関与する気もない

こうがみほどわしはお人よしではないから

だからーーー元の世界も見捨てて、こういう選択肢を選んでいる

それで間違ってないはず

間違っててもいい

それでいいのだからそこらへんもこうがみと違う

地球も、あの次元すらも捨てる

もう、あそこには帰れない

帰らなくていいじゃないか

痛い目に合うんだから

どっちも痛い感じがする、痛い感じというか記憶が

記憶も共有している、これは元から

だから、まぁーー転移した先で幸せになれる場所込みで捜索

ひっとーーついでにどこだったら、拾ってもらえるか

仲間にしてくれるかも考える

以下に、不自然にならずーいかに自然に、相手も楽しく

自分も楽しく、うれしいいぇいいえぇい

とにもかくにも、倒れてる女の子を家まで持って帰ったわけだが

(しめしめ、こうがみと変わってよかったラッキー―ラッキー―)

自らも無性だしーー割と何の感慨もない

136㎝くらいか、、、大体俺と同じかな、

黒亀ぎきはそうつぶやく

「おーーい、相棒女の子拾ったってうわ、まじだ

どーするよこれ」

「さぁ」

肩をすくめる

ちなみに相棒も女なのか男なのか性別は無性だし

俺と同じで「骨の卵」以外ないしーなら、ホモサピエンス的に無性ということか

まぁいいけど

さて、第5実験棟の生存者も多いしーー同士討ちや残党狩りなんてのもある

だから、この藁でできた隠れ家もいつ見つかるかわかんないんだけど

目を覚ます

「俺とともに来いよーー一緒に遊ぼうぜ」

その手を取る少女ーーここはキリギリスの小説「第5実験棟の悪魔狩り」の世界

いま、「国家文学者は事件に会う」と交差する物語

そしてどうやらソロプレイは終わりを告げたようだった

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