第36話 くっつき過ぎじゃ……

 しかも流麗なピンクゴールドの髪をなびかせるのだ。目立つ事、この上ない。

 通り過ぎる男性は嫉妬の眼差まなざしを女性は軽蔑したような視線を向けてきた。


「あ、あの…😳💦💦 ちょ、ちょっと…、過ぎじゃ……」

 僕の二の腕に彼女の柔らかな胸の膨らみがピッタリと密着していた。

 思わず、ドキドキして顔が真っ赤になった。

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