薬局の覚書で始まった2024年
第171話 薬局
お久しぶりです。なんか付きもの落ちたみたいになにもやりたくなくなって、
しばらく息して暮らしてるだけになっていました。
今回はアメリカの薬局の話をします。主語大きくて申し訳ないですがアメリカの薬局、めっちゃいつでも並んでるんです。混んでるんです。そしてシステムが不可解。
というのも、
1 医師に処方箋をもらう
2 薬局で受け取る
のプロセスがいろいろ過渡期なのです。まず処方箋が今まで紙だったのがデジタルも出回るようになり、1の段階でデジタルの場合、患者は薬局にその薬が今あるかどうか、そもそも注文が入っているか知る方法が、電話か直接行くほかありません。値段も、自分の保険会社によって払ってくれる額が違うのでまちまち。
さらに、診察の時にリフィル含めて発注されてるのか、一回分だけなのか、きいておかないとわからないのです。
2のプロセスですが病院で患者自身が指定した薬局でないといけません。
薬剤師不足?のため2024年現在もそれ以前も常に薬局は長蛇の列です。
「薬を用意するのに30分かかります。出来たら呼びます」
と言われて、30分以上待ってはいけません。なぜなら準備ができても呼ばれないからです。では、どうするか。改めて「できました?」と尋ねるのです。知らせが来るのはファミレスの順番待ちの機械を渡された時くらいです。携帯にお知らせ?
その日のうちには知らせが来ませんよ。
ネット発注もできるようになったのですが、これが曲者で、薬が出来上がっても表示されない。ネット注文は後回しにされてる感すらあるのです。さらにいうならBartell DrugsとRiteAidという薬局が最近合併したので特にシステムが機能不良。
このまえうちの人の常備薬を取りに行ったら、うちの注文が、診てもらったこともない医師が発注した覚えのない吐き止め薬にすり替わっているという珍事がおきました。絶対間違ってるよね?といっても薬剤師がミスを認めず、安価な薬だったのでそれ以上追及するのを止めました。マジでこれ、誰の薬?吐き気に耐えながら意図せず血圧下げてる誰かさんがいるのかと思うと心配でなりません。
私が知る限り
Bartell Drugs
RiteAid
Walgreen
CVS Pharmacy
Safeway Pharmacy(スーパーの系列)
Fred Meyer Pharmacy(スーパーの系列)
などがシアトル地区の主な薬局だと思うのですがCVSのシステムがいちばんまともでした。総合病院の中に必ず薬局があり、当然そこに発注されるというシステムではないのでややこしいです。
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