私の日常
楠木みつ
第1話
朝、お母さんに起こされる。
眠い目を擦りながら、洗面所へ向かう。
歯磨きと洗顔をする。歯磨きは朝と夜、2回しないと気が済まないのだ。
歯磨きを行うとリビングへと向かう。
リビングに着くと私の決まった位置へ座る。私の家では、一人一人の座る場所が決められている。他の人には通じない、私の家のルールだ。
朝ご飯を食べながら朝のニュースを見る。
ニュースに気を取られ、朝ご飯を食べるスピードが遅い。そのためいつも、家を出る予定の時刻を過ぎる。が、マイペースのため気にしない。
ご飯を食べ終え、化粧を行う。
その日の気分によって化粧の系統を変えるのが唯一の楽しみだ。
身支度を整え、家を出る。
いつも時間がギリギリのため少し急いで歩く。
私の地元から、学校まで約2時間通学にかかるため、ここからは地獄の通学時間だ。満車に揺られながら学校へ向かう。
学校に着いて授業を受ける。私の学校は授業中携帯が禁止のため、真面目に授業を受けるふりをする。
必ずと言っていいほど、授業は眠たくなる。と言うより、寝てしまう。
起きて授業を受けている方が少ないのではないか、と感じるほどよく寝てしまう。
学校が終わり一人で帰る。
友達は家が近く、一緒に帰る程の距離はないためいつも一人で帰る。
帰宅中に、時間があればデパートに寄る。
デパートで最新のコスメや文房具を見るのが好きだ。
見るだけで、高くて基本買わない。
私は人混みが大嫌いだ。
だがデパート周辺はとても混雑している。
そのため、デパートに寄っても人混みが嫌ですぐ帰ることが多い。
この日もすぐ帰った。
帰宅にも約2時間かかる為、電車ではいつも眠っている。
眠っていると嫌いな電車でも、早く目的地に着く感じがするのだ。
電車では、音楽を聴いていないと眠れない。
音楽を忘れた日は、一日気持ちが上がらない。
家に着き、部屋着に着替える。
自分の部屋へと向かうためだ。
晩御飯まで、ベッドで睡眠をとる。
私は一日の大半を寝ている気がする。
私が赤ちゃんの頃、ずっと寝ているため親が心配して、ティシュを私の鼻にかざして、生きているか確認した、と言うぐらい私は昔からずっと寝ている人生なのだ。
晩御飯ができて、起こされる。がすぐに布団をでることが出来ない。
目は覚めても、体が起きていないのだ。自分で布団を出れるタイミングを伺う。
起こされてから5分くらい経つと、やっと布団からでることが出来る。
晩御飯をリビングで食べる。
ご飯を食べながら見るバラエティはすごく面白い。
と言うより、私はバラエティ番組がとても好きで、ご飯を食べることも好き。
二つの好きが合わさっていつもより好きになるのだ。
これを理解してくれる人は私の周りにはいない。
お風呂は親が入ってからじゃないと私の家は入れない。
親が入り、子が入る。これも私の家のルールだ。
親が入るのを待ち、お風呂に入る。
お風呂に携帯を持ち込み、動画を見ながら湯船につかる。
満足に見ることが出来たら頭や、体を洗う。
気が付くと上がるのに約1時間かかっている。
基本長風呂だ。
お風呂を上がり、歯を磨き、寝る準備に入る。
布団にくるまりながら、漫画を読む。
漫画を読んで動画をみて、満足したら眠りにつく。
これが私の何の変哲もない日常だ。
私の日常 楠木みつ @ponponsyou23
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます