再生女怪人に転生したわたしがこの先生きのこるには

作者 豊口栄志

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★★★ Excellent!!!

ニチアサキッズタイム枠の良さと何と怪人視点!あらすじを読んだだけで面白くて実際に面白かったです。内容は他の方が読んでからのお楽しみ………みたいに話を独占したいような作品ですね!ネタの方は───ディケイドとオーズ、ドライブ、ビルドあたりを推しているのでしょうか、デザインが格好いいライダーなのにコメディ感があるところも良く似ています。
………何気にRXが出てて吹きました。(笑)

是非、読んでみてはどうでしょうか?

★★★ Excellent!!!

仕事帰りに見知らぬ母子をかばってトラックに轢かれてしまった、一人のアラサーOL。

そして彼女が目を覚ますと、なぜか怪人・ハチドリ女になっていた! しかもただの怪人ではないぞ! このハチドリ女は一度死んだところを甦らせられた再生怪人! つまり特撮の世界で一番死にやすい存在だ!

せっかく転生できたのに、いきなり命が危うい! 生前にニチアサで蓄えた特撮の知識を活かして、ヒーローと戦わなくて済むように上手く立ち回ろうとする彼女だが、この転生した体はどうやら生前にヒーローと縁があったようで……。

ハチドリ女こと「わたし」が迷い込んでしまったのは、ヒーローと悪の組織が戦い、住宅地のすぐ裏手に廃車置場や採石場がある、いかにも特撮の撮影に使われそうな奇妙な世界だ。そんな中で、変身アイテムの種類からヒーローの性質を探ったり、物語の進行具合から自分の死亡フラグを判断したりと、特撮のお約束を逆手にとって、あの手この手で生き延びようとする姿が面白い!

頑張れハチドリ女! 再生怪人とはいえ、たった一度与えられた命はチャンスだから!

(「人外な転生物語」4選/文=柿崎 憲)