第5話 突っ走れ!
web小説家として、少しずつだが、
人気上昇中の凛。
少しずつだが、周りから、凛先生と
呼ばれるようになった。
久しぶりの、出版社での打ち合わせ
だったのだが、「凛先生、編集担当者の優一くんは、営業回りで、今日は、外での打ち合わせを、ランチを食べながら、」
と優一くんから、LINEがきた。
初めて、会った時は、大学出たての初々しさが、あったが、3年にもなる
と、顔つきが、真剣で、頼れる担当編集者になっていた。
なんだって、この凛を再デビューさせたんだから。
私は、本当に・・・。
彼に出逢わなければ
今の私はいない。
感謝しきれないほど
感謝している。
このままの勢いで、今よりいい作品
を作って、読書の心を揺れ動かして、これからも、走り続けていきたい。
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