徒然なるままに。
七妥李茶
プロローグ
先ずこの物語を書く上で何故、私が介護職へ就こうかと思ったところから始めたい。
私は元々家族や親類に介護が必要とする人たちに、17という短い人生で出会ったことはなかった。しかし、中学3年生の職場体験で初めて介護が必要とする人たちに出会ったのである。
正直言って私は、気は短い方だし、だいぶおちゃらけている方だ。楽観的な考えもあるし、かなりマイペースな方だと思う。当然、そんな私には介護職なんて向いていないだろうと考えていた。しかし、何故そんな私が職場体験で老人ホームを選んだか……理由は申し訳ないけれど、特にこれといってない。ただ人を相手にする職業を見てみたい、小さい頃お祭りで訪問したことのある施設だから、そんな理由で職場体験の行き先を決めてしまった。
これが、数年後の私の進路に影響するとはまだこの時の私は知らない。
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