まず編集者賞が☆７くらいのところから出たのに驚いた。

結構末端まで読んでるんだなあ。

で優勝が

「てんとう虫のブローチ」

　なるほど面白い読み物だとは思う。

目覚めるたびに展開が変わるという点で、お題にもマッチしてるのでなるほどなあとは思うが、これが編集者賞かあ。

　まあ最も編集者賞は、最も気になる作品に贈られる作品なので、単純な巧拙とか中身の面白さより、この拙い文の中に何らかの輝くものを見たということなのだろう。

　それが何なのか、ぜひ講評とかを乗せてほしいのだが。

　結構もやもやするんだよねぇ、これ、だって、美和子って女って結構権謀術数的だったわけでしょ。だけど、最後はそこは関係なく、なんかハッピーエンドで収まってるし、なんか、子供がいる理由もなあ……とまあ細かく気になってしゃーないけど、そういうのは別に構わないんだろうなあ。

　他にもたくさんいい作品あった気はするけど、今までにない作品って程でもないし、あー、まあよくわからんがおめでとうというわ！

　もやもやするけど。

　俺は本人が一番驚いてると思うんだが、ＫＡＣ７は上位でも面白いの結構あったからなあ。どうも、編集の「俺たちは上位以外からもちゃんと見てるんだぞ」感を出してあえてやったような気がするんだけど、考えすぎかねぇ。

追記：すげえな編集者賞の人、どうもＩＤも読み専ぽいなあとか思ってたら、受賞のコメントもなくて、作品もこれ一本のみ……。

　うーん、なにやら、何かを感じるなあ。

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