新たなる地平線_シャングリラ
第二章 旅の途中_星の降る夜
第19話 文学の秘密_人気感想欄オーナー作家は出世する!
文学の秘密_人気感想欄オーナー作家は出世する。
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このタイトルのテーマを考えるにあたり
幾つかの
人はなにゆえ
さて、個人の価値観は多種多様であり様々です。そうなのですが、一つの社会を共有して生きるしかない人間は、それぞれの価値観の差異よりも、共通して持っている価値観の方がより重いのです。
東京高等裁判所の有名な事件の判決文から抜粋し引用します。
”被控訴人らは自己の生命の喪失につながるような自己決定権は認められないと主張するが、当裁判所は特段の事情がある場合は格別として、一般的にはこのような主張に与することはできない。すなわち人はいずれ死すべきものであり、その死に至るまでの生きざまは自ら決定できるといわなければならない”
この認められた自己決定権は現代の日本の主流であるリベラリズムを意味しています。日本の多数派の価値観である。そうなのだと私は断定します。しかしながら、頑迷固陋に反抗し続ける強固な勢力が存在することも事実です。全ての物事には同時に反対の事物が存在します。陰陽、男女、雌雄、是非、物質と反物質、左右、君臣、愛と憎悪、……。(全て事物はその内に自分の否定者をもつ矛盾物として自分自身にとどまり得ない。事物の概念を知る事は、その否定者を知りその発展の必然を知ること。あるべきもの、あるべからざるものとして、判断すること。必ず主観的当為に進展する)
それが道理というものです。
✰✰✰✰✰✰
プラトン(古代ギリシアの哲学者。プラトニックラブ……) の求めた「価値」は真・善・美であったのだそうです。
以下引用:
『ジェロム・フランクは次のように言っている。 「法律絶対主義」とはことば崇拝ではないだろうか……。抽象的なことばを神のことばとみなしかねない人間──プラトンを始祖とする
つまりプラトンが夢想し絶望したかのように。
真偽、善悪、美醜が同時に反対事物として存在するのが常ならぬこの世の常なのです。
*文学の秘密_人気感想欄オーナー作家が出世する為には読者に学ばなくてはならない。
ひとつの作品が書かれれば、多数の読者の中に、無数の派閥が発生する。これは当然だろう。
「A派」「B派」「C派」「D派」……。
そして、特定のキャラクターに拘泥せず断罪しまくる「なにさま派」という訳だ。
人間は多種多様である。ひとりの人間そのものが多様体である。個人の中に、無数の、異なり、矛盾する思想が同居しているのだ。
必然的に、人気のある感想欄では無数の異なる思想が対立し、感想という名の議論百出となる。
故に孔子先生は論語に
『学んで思わざれば
(知識を得ても知識を使い実践しなければ身につかない。かと言って自分一人で考えていては独善的な人間となり危険な化け物として身を滅ぼす可能性がある)
結論として。
【人気感想欄作家は、読者の声に素直に耳を傾け、学び実践し、この世の善悪の混淆や、愛憎の悲喜劇や、儚く消えてゆく美しいものの悲哀
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まだまだ続けますが、誠に勝手ながら、一旦ここで休憩とします。
後日あらためて加筆改稿して投稿いたします。
全年齢対象であることを考慮し、ルビを振ることにした。小学生にも読んで欲しいのである。
このエッセイはまだ全く完成していない。完成していないのだが未完ではあっても公開したいと考えた。お許し願いたい。
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