123cmの私。

Rin

第1話 誰にも言えない秘密がある

突然だった。

雨の中、傘もささずに

家を飛び出した。

大粒の雨が、私の涙を消しさり

ながら、夢中で、病院に向かった。

着いた時には、もう、心配停止の

状態だった。

大好きだった、幼馴染が死んだ。

交通事故に、巻き込まれたと家族

から聞かされた。

私は、今、web小説家として

活躍中だ。


昼間は、OLとして働きながら、作家

として、にそくのわらじをはいていることは、誰も知らない。


このことを唯一知っているのが、

亡くなった、幼馴染みの磐城優也。

通称、ゆうちゃんだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る