第13話 中国思想のためのメモ

 儒教の経典「四書五経」を、詩経を除き、だいたい読んだのですが、あまりたいして感銘を受けることが書いてないので、中国思想はこの程度ではないはずだ、と思い、中国古典の自分の好きなことばの一覧を書いていきます。

 適当に書くので、ざっくばらんな記事になると思います。御了承ください。

 中国思想は、あまり感銘を受けることは少ないです。ですが、だからといって中国思想を軽んじるつもりはないです。

 中国は、兵法と料理と歴史の国だという認識です。


自分がされて嫌なことは、他人にするな。

     孔子「論語」


道(宇宙の法則)を知るものには徳(人の法則)はいらず、徳(人の法則)を知っているものには慈愛はいらず、慈愛のあるものには正義はいらず、正義であるものには礼はいらない。道でもなく、徳でもなく、慈愛でもなく、正義でもないなら、礼をわきまえなければ世は治まらない。

     「老子」


君主は(いそがしいので)発言する機会が少なく、みんなの意見もあまり聞いていられない。そこで、臣下たちは話のうまいもの(巧言をよくするもの)に自分の利益になるような話をさせ、脅したり、嘘をついたりして君主の権力を利用する。これを流行という。

     「韓非子」


士は己を知る者のために死す。

     「史記」


四海皆兄弟。

     蘓武の詩


天知る、地知る、我知る、汝知る。(内緒の相談であっても、天も地も、話し手も聞き手も知っていて、そこから情報がもれる。)

     「後漢書」


いにしえの賢者いうあり。疑問のことあれば庶民に問う。

     「貞観政要」


至誠にして動かざるは勇なきなり。

     「近思録」


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