第6話 ネットで見た面白い元号

 新しい元号が発表されました。「令和」(れいわ)です。


ネットで見た面白い元号。


終焉元年。

求道元年。

西暦元年。

東歴元年。

安倍元年。

懲役元年。

平成第二章。

フォカヌポウ元年。

きらきらひかる元年。

初めてのキスから元年。


 予定時刻の2019年4月1日午前十一時三十分になった。

 菅官房長官は、まだ会見場所にはいない。 遅刻だろうか。

 会見場所は、首相官邸であり、時間になってもまだ官房長官は来ない。

 この遅刻にはどのような意味があるのだろうか。


 日本で改元があり、新しい元号が始まったとされる。

 しかし、あれはエイプリルフールであり、今でも平成がつづいているという。


 書き捨て。


 しかし、確かに、新しい元号を「令和」と予想した人は、ネットで一人だけだった。ツイッターで2016年に「令和」とつぶやいていた。

 地味にすごいな。

  天皇の仕事でいちばん重要なのは、「平和を命令すること」なのかもしれないね。


 令和の「令」は、命令するという意味だ。

 命令というものは、確かに価値のある何かなのだ。

 たいていのことは、平等に解釈するだけで賢い判断ができる。

 しかし、平等より賢い命令というものを研究して、平等より賢い組織づくりをすることがこれからの課題だ。

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