僕の初恋

けんはる

僕は写真の彼女に一目惚れをした

ある日

家のダイニングで1枚の写真が落ちていた

(また、お姉ちゃん落としている)

僕の姉はカメラマンをしており

よく家の中に落ちている

拾った写真を見て衝撃を受けた

「かわいい」

写真に写っていたのは笑顔の少女だった

僕はこの少女に一目惚れしてしまった

僕がボーとしていると

「そーちゃん、どうしたの?ボーとして?」

お姉ちゃんが話しかけてきた

「お姉ちゃん、この写真の子って?」

「うん?写真」

お姉ちゃんが僕が持っていた写真を受け取り

「この写真がどうしたの?」

「かわいい子だなって思って、名前は何て言うの?」

「名前?名前は雪ちゃんだよ」

「雪ちゃんか、ねぇこの写真くれない?」

「だーめ、仕事の写真だから、どうして欲しいの?」

「一目惚れしたんだ」

「そうなんだ、まぁがんばれ」

お姉ちゃんは自分の部屋へと向かった

「雪ちゃんかわいかったな」


部屋に戻った姉はベッドに飛び込み

(どうしよう?悪ふざけで写真加工で作ったそーちゃんの女装なんて言えないよ、しかも惚れてしまっているなんて)

そう

弟が惚れたのは私が写真加工で作った女装した弟だった

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