ついでに妄想不思議な生態系。そして意外と読み易い。初期段階は作者も慣れて居ない様子ですが、段々と読みやすくなっていきます。山はあまり盛り上がらない感も有りますが、本編は綺麗に完結していますので良作です。
タイトルにも書きましたが細かく調べあげたサバイバル描写が目を引きます。肉の解体とか植物とか詳しい……文章は若干クセを感じるかな?という感触です。展開に退屈さは少ないので読み進められます。
何をおいてもサバイバル仏教ファンタジーというパワーがすごい。この作者何者だ……と思わせるくらいには色々とすごい。事実は読んでたしかめてくれ……!
異世界に転送された坊さんのチートハーレムストーリーですが、緊迫した戦闘描写、深い仏教の見識に裏付けされた良作です。間に挟まれるスピンオフもよきです。みんな幸せになれるところもよきよき。重厚な仏教ファンタジーです。
物語は仏と異世界、序盤のサバイバル解説で心を掴まされ、物語にところどころ入るアウトドアの解説を入ってくるので最近はそちら目当てに期待をしている部分もあります。なろう系でもいろんな解釈・答えの出し方があるのだなと感じた作品でした。
異世界で魔法の代わりに真言を唱えるって設定が斬新すぐる!!中学生の頃に孔雀王にどハマりして仏に興味を持ち出したのを思い出しました。誤字脱字もなく、非常に読みやすいですし、これからも楽しみであります。