第47話 ゴブリンの生態(グロ注意、ネタバレを含むかもしれない仮設定です、苦手な方飛ばしてください)

設定盛ったら酷い事に成った例です、見なかったことにしても良いですよ?


本文編集

 ゴブリン


 いわゆる小鬼、一般の小型種はいわゆる働きアリに相当するが生殖機能は持たない、中型のホブゴブリンはオス、大型のゴブリンキング(クイーン)はメスとなります。


 遺伝子的には同じ生き物で、メイジやアーチャー、シャーマン等はただの装備や役職の違い。


 群れを作り、住居や武器、罠や道具の作成を行い、石器の武器を扱う、縄や皮なめし、焼き物も原始的ながら行える様子。


 鉄器を扱っている場合は大抵人里や、狩られた冒険者の持ち物である。


 群れの中での一番強い物はボスとして、成長のリミッターが外れ、一般のゴブリンより強く巨大化する、この時点で生殖器が雄として成熟し、ホブゴブリン(オス)となる。


 群れの中のホブゴブリンは自分たちで順位付けを行い、一番強かったものはもう一段回の変異的な成長によりゴブリンキング(メス)になる。




 繁殖はほかの生き物の体内を借り腹とする寄生性。


 メスであるキングが対象の生き物の体内に卵を産み付け、その卵にオスであるホブゴブリンが精子をかけることによって受精する。


 受精した卵細胞は直ぐに分裂をはじめ、粘液なようなもので胎内にとどまる(二種類の体液が混ざることによってゼリー状に固まる)、分裂開始から24時間ほどで餌を欲するようになり、周囲のゼリーを食べて成長する。


 栄養となるゼリーは通常種の小型ゴブリンの生殖器から分泌される精液のような液体によって補充される。


 なお、この液体は栄養豊富であるため、宿主母体のための栄養食としても使用される。


 卵細胞は乾燥に弱く、他の動物の胎内で無いと乾燥して死滅する。


 同じく真水では浸透圧の調整機能が無いので破裂する。


 ゴブリン種には自分たちの子供を成育する腹が無いので、借り腹を常に探している。


 別に人間である必要は無く。家畜、牛や豚、ヤギや羊等でも問題無く生育する。










 ここから先は仮設定の覚え書き




 更に巨大な群れの場合はゴブリンキングよりさらに巨大なチャンピオン(仮)が存在するらしい。


 この世界では数千単位の群れが発生した時に観測されたと言われるが、当時の生き残りはそれ所では無く、生き残るのに必死だったので見間違いだと思われる。








 ゴブリンの生態として卵の生存期間は3日程度で人の免疫機構にも負け、腐って人間の自浄作用で流れ出たり吸収される訳ですが。


 ホブもしくは通常種が種をつけないと、分裂始まったりしないので確定とはなりません、別種の生き物では受精卵には出来ませんので安心。


 喰い破って出てくるのは、実は途中で救出された場合、分裂始まってある程度育った状態で、一番効率の良い栄養素(即ち通常種の精液)を断たれた場合、胎児の飢餓中枢が刺激され、周囲の肉を喰い破ってでも生存して成長しようとするからです。


 ですが、そんな状態の女性を見て平静で居られる訳も無いので、やはり救助しようとして実質的に止めを指してしまうわけです。


 実は栄養素が豊富な状態で救出せずに放っておいた場合は大人しく成長して生まれます。


 即ち、大きな群れで有るほど宿主としての母体は長持ちしますが、やはり酷い扱いですので、其処まで持ちはしません。


 最低限母体にも餌を与えますが、作中で捕獲した獲物を見てわかるように口にもあまり合いませんので以下略




 即ち、助けたければ最初の受精卵が出来上がる前か、胎内に居るものが産まれきって、次のを仕込まれる前に助け出せれば、良い訳なのですが、其までに人間の母体は大半の精神が崩壊していますし。母体は衰弱しています。


 捕まった状態を見つけて、そのサイクルの切れ目を狙えるほど一般の冒険者は強くありませんし、最悪自分が狩られます。


 そもそもその状態で助かるとしたら、本当に都合のいいタイミングで救助が来た場合。


 話の流れとしては、はぐれて救助を求めて他のPTと合流して、本当に都合のいいタイミングで、ライフサイクルが途切れた時に救助された場合、ですね。


 救助が成功した理由は最初の受精卵が出来上がって居なかったため、拭いた時にドロッと出てたあれが成功した印だったりします。前述の様にホブ及び小型種が続きを行っていた場合、あの部分がゼリー化するので流れ出ません。


 未だ其処まで学者が理解していない、もしくは冒険者側に浸透していない為、実際問題初期段階以外では救助出来ない訳です。




 数としても大きい群れなら餌の捕獲率も上がりますので小さい状態で生まれても、初期餌としての精液もしくは劇中でも登場した血抜きでの獲物の血液が活躍しますし、生まれてからでも飢餓モードになれば肉を食いますので、やつらの繁殖は途中で挟まる他の生き物で抑制されていると言うのが現状です。


 貧栄養ゴブリン算は一回10匹、母胎が死ぬのでそれっきりである意味安心ですが。


 富栄養ゴブリン算は一回10匹で、食い破られないので死にませんが、母体が完全に壊れるまでループです。


 で、生まれてから貧栄養は小型成体まで5か月ほどかかりますが、富栄養は3ヵ月程で小型の通常成体です。


 はい、何でこんなもん考えた状態の生き物です、そりゃあ人類滅びかけで泣き付きます。




 って、ゴブリンの繁殖設定だけでエグい文字数に....


生物的になぜか中間宿主を挟んでじゃないと繁殖できない生き物は結構います、


何故か別の生き物を性的に襲って回るゴブリンを自分なりに解釈するとこうなりました。

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