第46話 現時点での動物設定(ネタバレ含む)

角ウサギ


 最初にあった獣、角の生えたウサギ、体長は角を含めず50㎝ほど、草食ではなく肉も行ける雑食、腸は長く消化効率が良いので何でも食べる。


 足が速く、不意打ちされると一般の冒険者は構える前に角が刺さっている。


 首に刺されば相手は死ぬと解って居るので首一直線である。


 角が稼働するというより首の稼働の関係で角はそれほど邪魔にならない。






森狼


 狼、体長80cmほど、家族単位の群れで狩りをする。特に目立った特徴は無い。






ハイエナ


 草原に生息、体長1m強、前述の狼より大きく、顎の力が強い、狩った餌は骨まで噛み砕かれるので服と荷物ぐらいしか残らない。群れで狩りをするのでやはり囲まれ注意。






草原の主


 草原に居る大型の猫、体長5mほど、少なくとも現状、草原の魔物、動物や冒険者の間で敵対して生き残る生物は居ない。


 人間を餌としては見ていないようなので、見かけても安心ではある。


 ただし、縄張りに入った場合はその安全は保障されない。


 縄張りは麝香のような独特の匂いがする。


 前回のゴブリン大発生の際には、無謀にも縄張りに入り込んだゴブリンの群れの死体が山となった。


 友好的と言うわけでは無く、敵対しているわけでも無い生き物なので、あえて敵対して調べる必要も無いと言う事で詳しい事は解って居ない。








イノシシ


 こちらの世界の物と同じ、別に魔法を使ったりはしない、純粋に大きいので当たると危険。








サラマンダー


 いわゆるこちらで言うウーパールーパー。


 一般的な大きさは50cmから1mほど。


 基本的に外鰓が発達していて水中生活がメインだが、水が汚染されたり干上がったりすると外鰓が消えて肺呼吸に切り変わり。体色が灰色から黒色に変わり、足が太くなり陸上生活するようになる、非可逆。


 食性は純肉食、口に入れば何でも丸呑み。咥えた状態で振り回したりデスロールしたりで食いちぎったりもしない事も無い。


 生命力と再生力が高く、頭が無くなった程度では死なない。時間はかかるが再生可能である。流石に頭部再生中はえさは採れないので体内にため込んだ栄養の量勝負であるが。


劇中に登場したドラゴン級の巨大なものは規格外のイレギュラーなので以下略。








骨蛭


 死体に入り込んで、ゾンビとして死体を操る。


 操った死体で、他の動物を襲い、仕留めた獲物が腐ってきた所で最初の死体で増殖したものが取り付き増える。


 動物の腐った汁が餌である。


 群体生物としての性質もあり、近距離に居るものは集まって行動をしたり、大きい群体を守るように動いているが、純粋に近くの生き物を襲うと言う性質である。


 感覚器官は一部操る物の能力を使える。


 蛭本体の感覚器官は光や匂い、温度を感じる程度、負の走光性があるので、単体だと物陰に入ろうとする。


 蛭単体でうろつく事も有るが、腐った死体でないと認識されないらしく、生きている物には取りつかない。


 環形動物で、神経節が無数にあるので、切れるごとにその神経節の単位で別の個体として生存する。


 殺す場合には松明等で燃やすのが安心。


 放置で乾燥程度だと粘液をまとって休眠モードになる。


 純陸生動物であるらしく、浸透圧調整機能が無いので、長時間水に沈めると溺れる上、細胞が膨張して破裂する、卵も同様なので川を流れて生息域拡大と言う事は無いので安心。多少雨が降った程度では破裂までは行かないので注意。


獲物が集まるので水辺に居ることがあるが、水は苦手。






ドラゴン


 この世界での一般的なドラゴンは、極端に大きな個体の蜥蜴や両生類を指す。


 例としては「沼でサラマンダーのドラゴン級が居た。」「山で蜥蜴のドラゴン級が居た。」


 和尚が出会ったドラゴンそのもの(死体であるが)は、噂や伝説上の生き物である。

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