主人公は男性警察官。そこにいつも絡んでくる女子大生がいた。同僚の妹だ。初めて同僚の家にプライベートで訪れた時から、離れてくれない。しかも、自分の妄想や、妄想から発したであろう夢を押し付けてくる。はっきり言って、仕事の邪魔だ。しかし主人公は立場上、この女子大生にきつく言えない。
そして女子大生が何故、こんな時間まで街にいたのかを聞いた主人公は、自分の中のある想いに気付くのだった。
確かに職場にずっと入りびたり、付きまとわれれば、仕事の邪魔だろう。しかし、そんな女子大生が拝読している内に可愛らしく思えてくる。主人公と女子大生の掛け合いも、テンポ良くて小気味よい。
是非、御一読下さい。