いつか出逢ったあなた 24th

ヒカリ

第1話 あたしの名前は二階堂泉。

 〇二階堂にかいどう いずみ


 あたしの名前は二階堂泉。

 現在17歳。


 背が高くて武道の達人で、頭のいい父さんが大好き。

 四つ年上の姉ちゃんにはファザコンって言われるけど、あたしに言わせると姉ちゃんだってファザコンだ。

 父さんが道場で稽古してるのを、ビデオ撮ってるの見たもんね。


 元々、母さんの護衛をしていたらしい父さんは、いつもそばで母さんを見ていて、恋をしたらしい。

『お嬢さん』って呼んでた人に恋をして、その行き場のない気持ちに思い悩んだ。って…


 だけど、護衛の身である面々には夢を与えたようで。

 父さんは、そういう立場の人間からは、羨望の眼差しで見られている。

 …いやいや、父さんほど出来る男になって、夢見なさいよって感じだけどさ。


 そんな出来る男、父さんが愛してやまない女性。

 うん。

 母さんは、可愛い人だ。

 クォーターだからか、自然な茶色い髪の毛はいつも艶々で。

 目はパッチリ大きくて。

 まつ毛も長くて。

 三人も子供産んでるのに、きゃしゃな体。

 なのに、道着を着ると、一回り大きく見えてしまうから不思議。



 うちは、警察の秘密機関。

 特殊な任務だから、あまり外部の人とは接触がない。

 母さんは高校を一年で中退したみたいだけど、この辺の子が通う桜花に通ってたって言ってた。

 でも、あたしより七つ年上の兄ちゃんは、特殊な学校に行った。

 姉ちゃんは、高校はそうだったけど大学は桜花に行った。

 だからあたしもそれに習って、高校は特殊なとこ。


 大学は…どうしようかなあ…



 昔は…ちょっと、この家業を呪った。

 母さんの双子の弟である、あたしの叔父にあたるりくにいは、有名バンドのギタリスト。

 だから、イトコの紅美くみがくも、普通に桜花の生徒だし…好きな事してる。

 学校でも人気者。

 …ま、人柄ってのもあるけどね。


 あたしは、学校で友達って存在を作った事がない。

 唯一、あたしが友達と呼ぶとしたら…陸兄の奥さんの姪っ子の華月かづきだ。


 華月とは同じ年。

 でもモデルなんてしてるから超キレイで。

 隣にいたら引け目を感じる…かと思いきや。

 素の華月は、すごくあたしに近い気がした。

 まあ、友達なんて…

 一人いれば十分だ。



 うちの敷地内に住んでる、同業者の子供達とは仲がいいけど…友達ってのとは違うよなあ。

 やっぱり母さんに仕えてる、ひがし 沙耶さやさんちの志麻しま朝子あさこ

 高津たかつ万里まりさんちの、瞬平しゅんぺい薫平くんぺいって双子。

 物心ついた時にはそばにいたから、幼馴染というより兄弟感覚。

 だけど、朝子以外とは、年を取る毎に…距離が開いて行った。


 あたしは…

 彼らにとって『お嬢さん』だから…。



 * * *


「……」


 今日も、いる。

 学校の帰り。

 公園を通ると、ベンチの近くに折り畳みの椅子と小さなイーゼルを立てた男が。


 今日で4回目。

 先週から…居たりいなかったり。

 独特な雰囲気な人だなあ…って、ちょっと目を奪われる。

 いくつなんだろ。

 制服着てないから、社会人?


 黒くて長い髪の毛。

 丸い縁のメガネ。

 今日は薄いグレーの、ダラダラなTシャツに、モスグリーンのダボっとしたズボン。

 その前は…白の長いシャツに、黒の…スカートみたいなの。

 自分で作ってんのかな。って思うような、変わったデザインの服ばかり。

 で、いつも裸足にサンダル…

 ちょっと、明治時代の文豪みたいな感じ?

 着物とか似合いそう。

 どこかで見たことがあるような気がするのは、やっぱその風貌のせい?

 国語か歴史の教科書で見たのかな。


 その人を横目で見ながら、階段を下りる。

 もうすぐ家…って所で…


「おっす。」


 突然背後からお尻を叩かれた。


「いっ……何すんのよ。」


 振り返ると…自転車に乗ったきよし


「おまえ、太ったんじゃね?」


「…あんた絶対モテないでしょ。」


 きよしは、華月かづきと同じ歳の…華月の叔父。

 華月の家は、ややこしい相関図。

 あたしは、聖の存在を知った時、華月と聖は双子なのかと思ってた。



「…なんでついてくんのよ。」


「方向同じだし。」


「あんたんち、あっちじゃない。」


「音楽屋に行こうかなと思って。」


「楽器できないクセに。」


「おっ、俺に詳しくなってきたなあ。」


「バカじゃん。」


 なぜか…

 聖とは、こんな感じでポンポンと会話ができる。

 男女の友情は成り立たないと確信してるあたしは、聖を友達とは思ってない。

 華月の叔父。

 それだけ。

 だけど…


「会いたくなったら、いつでも電話しな。」


「あー、華月に会いたいなー。」


「俺にも会いたいって言えよ。」


「お腹すいた。」


「色気のねぇ女。」


「うるさい。」



 あたしは、その華月の叔父と偶然とは言え会ってる事を。

 華月に言えずにいた。


 * * *

 〇桐生院きりゅういん きよし


「おっす。」


 自転車に乗ったまま、右手でいずみの尻を叩く。


「いっ…何すんのよ。」


 ははっ。

 この顔。

 泉の顔を見ると、どうしてだか…安心する。


 俺の名前は桐生院 聖

 17歳。

 桜花の高等部二年生。

 父親は映像会社の社長。

 母親は主婦業の傍ら、思い出したようにフラワーアレンジメント講師に。

 祖母は華道からは引退して、静かな生活を楽しんでる様子。


 22離れた姉は、SHE'S-HE'Sのボーカリスト。

 その旦那さんは、F'sのボーカリスト。

 19上の兄、ちかにいは華の道まっしぐら。

 奥さんと共に華道のグローバル化を普及すべく頑張っている。


 誓兄と双子のうららねえは…

 この、泉の叔父さんであり、SHE'S-HE'Sのギタリスト二階堂 陸と結婚。

 でも、陸兄が忙しいせいか、しょっちゅううちに来て、姉ちゃん達とお茶してる。

 で、姉ちゃんの長男ノン君と長女咲華さくかは、俺より三つ上の双子。

 次女の華月は、俺と同じ年の…俺の姪っ子。


 父さんと母さんの年齢差があるのと、母さんと姉ちゃんが10代で出産してる事もあって、うちの家系図はややこしい。

 物心ついた時には、俺は華月と双子だと思ってたし、ノン君と咲華は俺の兄姉だと思ってた。

 だから、三人と一緒になって、姉ちゃんを『お母さん』、その旦那を『父さん』って呼んじゃってたけど。

 姉ちゃんから、同じように呼んじゃダメ。って言われて…

 今は、姉ちゃんは姉ちゃん。


 だけど…

 みんなが『ちさ兄』って呼ぶ神 千里の事は、『親父』って呼ぶ。

 あ、ちゃんと父親の事は『父さん』って呼んでる。

 見た目じじいでも、父さんは仕事のできるじじいだ。

 尊敬してる。


 でも…

 親父のカッコよさには負けるよなあ…

 俺は、華月の父親である神 千里に、本気で憧れている。

 …音楽業界には興味ないけど。



「聖、そろそろ期末じゃないの?」


「あ、そう言えばそっか。」


 自分で言うのもなんだが、俺は頭がいい。


「華月の勉強見てやってね。」


「ははっ。親かよ。」


 華月はモデルをしてる。

 学校に内緒で。

 誰にもバレず。

 それゆえ、早退や欠席も多い。

 病院通いって事にしてるけど…

 堂々と言っちまえばいいのに。と、俺はモヤモヤしている。

 昔は毎日のように会ってた早乙女家の詩生しおとも、中学一年の頃からプッツリ会わなくなって。

 たぶんお互いが意識し合ってるはずなのに…なぜか距離は縮まらない。



「んじゃーな。」


 泉んちのでっかい門の前でそう言うと。


「んじゃーな。」


 泉も同じように言い返した。



 泉と華月は仲がいい。

 だけど…

 なぜか、俺は華月に言えなかった。

 泉と顔見知りな事を。



 * * *


 〇早乙女さおとめ その


 今日も…あの子に会えた。

 …会えたって言っても、姿を見ただけだけど。


 早乙女園、15歳。

 兄も妹も桜花に通ってるけど…

 僕は祖母が通ってた日野原高校のそばにある中学に…去年まで通ってた。

 今年は思い切り不登校。

 別にいじめられたわけでも、勉強についていけないわけでもないけど…やりたい事がそこになくて。

 家族会議の結果、通信教育を受ける事にした。

 そして、来年からは…やりたい事。

 昔から絵を描く事が好きだった僕は。

 画家目指して、美術の学校に入ることに。



 今日も決まった時間に公園に来た。

 折り畳みの椅子と、小さなイーゼル。

 ここの景色は落ち着いていて好きだ。



 父はSHE'S-HE'Sというバンドでギターを弾いている。

 母はその昔、オリンピック柔道で優勝した、世界一強い女。

 今は指導者として、あちこちの道場に引っ張りだこ。


 二つ上の兄は、DEEBEEというバンドのボーカルで。

 ビジュアルも声も言う事なし。

 父親のコピーと言われる僕とは正反対で、どこの血が混ざったのかと疑われるような外人ぽい顔付に、何でも許してしまいたくなるような笑顔…

 弟の僕から見ても、兄貴は美しい。

 一緒にいると、僕の方が兄貴より五つぐらい上に見られるという…僕の貫録って…


 一つ下の妹の千世子ちよこは体が弱くて。

 だけど、僕の知っている人間の中で一番優しいと思う。

 控えめで可愛くて、守ってやりたいと思わせる。


 僕の無謀な夢を応援してくれる家族のためにも、絶対に成功したい。

 画家になって、家族を喜ばせたい。

 それには、描いただけ。と思い…毎日公園に来ては、その景色の移り変わりを記録してみようと思ったのだけど…

 通い始めて二週間。

 桜花より少し早い下校時間。

 その時間に来ると…決まって、ここを通る子がいる事に気付いた。


 どこの制服だろう。

 グレーのプリーツスカート。

 すらっとしてて…背筋も伸びてて。

 少し…近寄りがたいイメージ。

 真っ直ぐに前を向いて、誰とも目を合わせない。

 だけどそれが返って好感が持てた。



 今日で6回会えた。

 彼女がだいたい同じ時間にここを通ると知ってからは、何があってもこの時間に公園に来る。

 どんな色が好きで、どんな食べ物が好きで…どんな声をしてるんだろう。

 そんな想像だけでも楽しい。


 僕には、親戚になりたいという理由で、親同士が決めた許嫁という存在があるが、それもきっと時効。

 …相手だって、僕みたいなのが許嫁なんて…たぶん嫌だと思うし。

 ここ数日…公園で会う女の子への気持ち。

 もしかしたら…初恋かもしれない。


 …明日は、もう少し彼女が歩く所に近い場所に座ろう。



 * * *


「早かったな。」


 家に帰ると、父さんがいた。


 うちの本家はお茶の名家で。

 父さんは長男…

 跡継ぎの座を捨ててまで、ギタリストになった。

 最初は勘当されたって話も聞いたけど。

 ギタリストとして成功した父さんは、本家が主催するお茶のイベントには顔を出す。



 現在42歳の父さんは、僕より身長が高い。

 いつになったら縮むんだろう。

 て言うか、なかなか追い越せない。

 兄貴は175で止まったようで、気が付いたら僕の方が3センチほど高くなっている。


 父さんはギタリストとしても成功して、お茶も趣味の範囲とは言え、昔はお弟子さんもとっていたと聞いたし…常に僕の尊敬する人物だ。

 だからってわけでもないが…

 幸い顔も似てしまった事だし。

 髪の毛もメガネも真似てしまってる。

 父さんは、メガネぐらい変えろと言うが、これがしっくりくるんだから仕方ない。


 父さん達のバンドは、メディアに出ない。

 だから、有名バンドでありながら、誰一人顔を知られていない。

 もし顔が知られてたら、僕はサインや写真をせがまれたかな。


 父さん達のバンドは、今は活動休止中で。

 メンバーそれぞれが、違う仕事をしてたりする。

 歌を作ったり、誰かのプロデュースをしたり、楽器の教室とか、音楽学校の講師とか。

 それで、たまに集まってスタジオに入って。

 いい刺激を受けたりするらしい。



「昨日、光史こうしがおまえを見たって言ってた。」


「え?どこでだろ。」


 光史とは、父さんと同じバンドでドラムをしている朝霧光史さん。


「駅前の画材道具の店の前で、腕組みしてたって。」


「ははっ。なかなか値引き価格になんないなあと思ってさ。」


「うちのメンバーがおまえの事、なんて呼んでるか知ってるか?」


「え?何?」


「ミニセン。」


 そう言って、父さんは笑った。


 父さんの名前は『千寿せんじゅ』で、メンバーからは『セン』と呼ばれている。


「あはは。ミニセンかあ。早くデカセンって呼ばれたいなあ。」


 僕の言葉に、父さんは肩をカクッとさせたように見えた。

 だけどクスクスと笑って。


「最近、楽しそうだな。」


 マグカップを手にした。


「コーヒー飲むか?」


「うん。ありがと。」


 荷物を置いて、椅子に座る。


「公園で描いてるんだけど、毎日天気や葉の色の微妙な変化が感じられて楽しいんだ。」


 …あの子にも、会えるし。


「そうか。」


「…父さん。」


「ん?」


「…我儘…聞いてくれて、ありがとう。」


 頭を、軽く下げる。

 すると父さんは僕の頭をそっと触って。


「俺も無謀に夢を追いかけたからな。おまえの気持ちが分かるんだよ。簡単じゃないかもしれないけど、夢は掴む物だって信じて頑張れよ。」


 優しい声で言ってくれた。



 * * *

 〇早乙女 涼


「母さん、茶室閉めておいたよ。」


 久しぶりに千寿とお茶を点てた。

 今や世界的に有名なバンドのギタリストとなってしまった息子と、まさかこんな機会があるなんて。

 身内だけのお茶会を開こうと提案してくれた、政則まさのりさんと宝智ともちかに感謝しなくては。


「ありがとう。」


 会の後で一息ついて。

 縁側で空を眺めていると。

 千寿せんじゅは私の隣に腰を下ろして。


「新しい香炉と花入れ、やっぱり少し派手だったかな。」


 小さく笑った。


詩生しおそのが見繕ってくれたんでしょう?嬉しかったわ。千世子ちよこの具合はどうなの?」


 多くの孫にも恵まれて、私の人生はとても幸せだ。

 ただ、千寿の末っ子の千世子は、あまり体が強くない。

 夕べ、高熱を出してしまって…今日は来ることができなかった。

 それを、千寿のお嫁さんである世貴子よきこさんは、酷く気にしているようだ。

 私に言わせれば、こんな特殊な席に来てもらうのこそ、申し訳ない気がしてしまう。

 もう、それぞれ道は違っているのだから。


「ああ…たぶん緊張して熱が出てしまったんだと思う。楽しみにしてたのに、悪かったね。」


「いいえ…千寿とお茶を点てるだけでも楽しみだったのに、詩生と園まで来てくれるとは思わなかったから…十分ですよ。」


 私の言葉に、千寿は柔らかく笑った。



 今日は、身内と、宝智のお弟子さん数人とのお茶会だった。

 行けたら行く。と言って、現地集合だった千寿の二人の息子達は。

 詩生はカジュアルなスーツ姿。

 園は、千寿の古い着物を着て現れた。

 お弟子さん達の中には若い女性もいて、ほんの少しの時間だったけれど、茶室に華やかな空気が流れた気がした。


「ここからの景色は、いつ見てもいいね。」


 風が吹いて、千寿の長い髪の毛が揺れる。


「…園はあなたにそっくりね。」


「ははっ。ほんと。真似ばっかして。」


「あなたが浅井さんに影響されたのと、似ているんじゃないかしらね。」


「…そこは否定できないけど、俺はそんなに立派な父親じゃないよ。」


「…そうかしら。三人とも優しくて思いやりのあるいい子に育ってるのは、あなたと世貴子さんの愛情の賜物でしょう?」


 私の言葉に千寿は照れたように笑い、小さく首を横に振った。


「…今年、ちょっとオフの間に、インドに行ってみようと思うんだ。」


「えっ…?」


「遺体が見つかってないなら、生きてる可能性だってあるだろ?」


「……」


 千寿が言っているのは…浅井さんの事。

 千寿の、実の父親…浅井あさい しんさん。

 私は、高校生の時に彼と知り合って、大恋愛をした。

 今でこそ、白髪も増え、体も小さくなってしまったけれど…

 あの頃の私は、毎日がキラキラと輝いて…どこに行くにも足に羽が生えたような感覚だった。


 浅井さんのバンドが渡米する事に決まり、ついて行く決心をしたはずなのに…私は早乙女の家を捨てられなかった。

 私を女手一つで育ててくれた、今は亡き母を、捨てる事はできなかった。

 彼を裏切って日本に残り…

 千寿を身ごもっている事に気付いた。


 誰にも言い出せないでいるうちに、どんどん大きくなっていくお腹。

 そんな私に、母は一言、一緒に育てよう。と言ってくれた。

 誰にも言わずに出産をし、その後、今の主人である政則さんと結婚。

 次男の宝智を授かった。


 自分の生い立ちを知らないはずの千寿が…なぜか浅井さんと文通をしていて。

 それを知った時の驚きと…安堵。

 千寿には、私のようになって欲しくない。

 自分の信じた道を、自分の描いた夢を。

 家のために、それらを捨てて欲しくない。


 千寿が夢をかなえて。

 そして、浅井さんに会って。

 私の長年の苦痛は解かれた。


 その後、浅井さんは歳の離れたアメリカ人の奥さんをもらったと聞いた。

 毎年千寿にクリスマスカードを贈っていたらしく、私は直接近況を知ることはなかったが…千寿から、他愛もない近況が書いてあるカードが来た。とは聞いていた。

 だけど…

 7年前、単独インド入りされた浅井さんは…その時に起きた災害で…行方不明となった。


「……」


「まあ…心配しないで。俺は観光のつもりで行って来るから。」


「…そうね…」


 彼は行方不明になったまま、千寿の子供達には『伝説のじいさん』と呼ばれている。

 もしかしたら、そのままの方がいいのかもしれない。

 そんな事を思いながらも、千寿の優しい気持ちを尊重したいと思った。


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