モノにしてよぉ!

鮮魚店のおぢさん

こっちからいけないからモノにしてよぉ!ねえ!

 私の名前は宮原みやはらゆかり

 ごく普通の高校3年生


 実はですねぇ……


 ウチの父の会社、2年前に倒産しちゃいました。

 ウチの父さん倒産しちゃった!

 将来の事とか高校辞めて働こうとか頭がいっぱいいっぱいでこんなクソつまんねぇダジャレがグルグルしてしまう精神状態

 その状況をを救ってくれたのは、ある会社

 1コ下の香山かやま浩太こうたクンの父親が経営する会社、香山産業


 そう!

 私達一家は、香山かやま一家に足を向けて寝れないのです!


 しかも浩太クンは、中学生の時から片思いしていた男の子

 可愛い年下の男の子

 成績もよく運動もできる。

 しかも天才肌でなく、努力で何でも一生懸命だから結果が出る。

 それを自慢したりしないのもいい! いい子!

 中学の時、体育祭実行委員を一緒にやってよくわかった。

 こんな子好きだわー!


 我が家は何とか持ち直して私も高校を辞めずにすみました。

 ホントに我が家は香山一家に足を向けて寝れないのです!



 だから浩太クン

 毎日君の家にご飯作りに行ってるのは当然なんです。

 そして……

 それをネタに私は浩太クンのモノになっても仕方ないんだよ!

 無理矢理キスされたって仕方ないんだよ!

 無理矢理おしゃぶりさせられたって仕方ないんだよ!

 無理矢理服を破かれてレイプされたって仕方ないんだよ!

 無理矢理黒い髪や白い肌に色々ぶっかけられて汚されても仕方ないんだよ!

 レーティング「性描写あり」だからいいじゃん!

 だって私達一家は香山一家に恩があるんだもん!

 うん仕方ない!



 朝


 シャワーを浴びて、髪をすく。

 自慢の黒髪ロング、サイドを編み込んで清楚系ガーリーヘア

 ブラとパンツ選んで、軽くコロンふって……

 いざ出陣!


「おはよう、浩太クン」

 私はネクタイを外して、ブラウスの胸元を開ける。

 最近のブラは偉大だね!

 Bカップの私でも谷間が出来る。

 日本の職人すばらしい!


 胸元強調!

 浩太クンに覆いかぶさるようにして起こす。

「ほらぁ、起きないと遅刻しちゃうよ?」

「う……うん……先輩……」

 やっぱダメか…

 2年間やってもこの調子。

 ねえ浩太クン。そのままガバって私をベッドに押し倒してもいいんだよ。

 ってか押し倒せよおおおおおっ!


 リビングに入ってご飯をよそう。

「ゆかりちゃん、いつも悪いね」

「ホントに家の借金のことなら気にしないでいいのよ?」

「いえ小父おじさん小母おばさん、私好きでやってますし」

「まあ俺としちゃ、娘が出来たみたいでうれしいからいいけど」

「ですよねぇ、もういっそウチのお嫁さんに来てくれたらいいのに」


 我が家は香山一家に御恩がありますが、そういうのが無くても小父さんと小母さんはとってもいい人です。

「ねえ、浩太もゆかりちゃん好きじゃないの?」

 浩太クンは顔を真っ赤にしてボソボソと……

「いや、ゆかり先輩じゃ、俺と釣り合わないし……」

 釣り合うよ!

 釣ってくださいお願いします!



 私、浩太クンにモノにして欲しくてホント努力してるんです。はい。


 胃袋掴むためにご飯作るお手伝いしてるし

(小母さんも一食まるまる任せてくれる時あります。継続は力なり!)

 ブラウスの下は透けて見えるように派手なブラ付けてるし

(恥ずかしいけどね!)

 過剰にボディタッチして胸押し付けてアピールしてるし

(日本のブラはホント優秀!寄せて上げればそこそこ胸ができる!)

 スカートだってかなり巻き込んで短くしてるし

(平成前段のJKじゃねーけど、やっぱ露出大切だよね?)

 こんだけアピールしてんだから襲ってええええええっ!


 え?

 こっちから襲えばいいじゃんって?

 いやーそれは違う、ないない。

 私達一家は香山一家に恩があるんだよ!

 私は借金のカタとして浩太クンの肉〇隷や精〇処〇便〇になっても仕方ない存在なんだよ⁉

 こっちからいけないからモノにしてよぉ!ねえ!



 チャンスは来た。

 親戚に何かあったらしく、小父さんと小母さんが急遽3日ほど出かけなくてはいけなくなりました。

 その3日間、香山家の炊事洗濯掃除は一切任される事になりました。

 この2年間で築いた信頼

 継続は力なり、やったあああっ!


 出発する時、小父さんと小母さんが言葉をかけてくれました。

「ゆかりちゃん、家のモノは何でも使っていいから頑張ってね?」

「ゆかりちゃん、もし間違って孫ができてしまったら、後の事は香山産業がすべて面倒見るから安心してくれ」

「やだお父さん、孫だなんて気の早い」

「あーすまんすまん、でも高校退学になっても高卒認定試験受けて育児がひと段落したら大学行けばいいさ。もちろん責任を取ってウチが全部面倒見るよ」

「ほら!また気の早い事を!ゆかりちゃん困ってるじゃない」


 小父さんと小母さん、ホントイイ人だなぁ……

 思わず涙ぐんでしまいました。


「ほらほら泣かない、せっかくの可愛い顔が台無しだ」

「頑張ってねゆかりちゃん」

「はい!頑張ります!」

 ただ1人「ウチの両親はいったい何をいってるんだ?」的な顔をした浩太クンを蚊帳の外にして盛り上がります。


 そして、浩太クンと2人きり……

 チャンスタイム!

 来たよこの時この瞬間

 お父さん……

 倒産の事は気にしてないよ。ううん、むしろグッジョブだよ!ありがとう!

 お母さん……

 この世に産んでくれてありがとう。私、今夜オンナになるよ!


「んじゃ夕飯の支度するから着替えて来るね?」

「え?着替えって必要なんですか?」

 そう言って私は着替えに行く。


 ばーんっ!

「先輩何ですかその恰好!」

 淡いブルーのパンツにエプロン

 これこそ古くはホ〇ジ〇マ〇の〇さんが奨励していた必殺の恰好!

 エプロンパンティ!どうよ!


 ジュワ~ パチパチ……

「熱い熱い熱い熱い熱い熱いっ!はねるはねるはねるはねるっ!」

「その恰好で揚げ物やったらそうなりますよね!」


 泣く泣く私はスエット姿に……

 でもここからが勝負!

 とんかつにミックスフライにサラダにお味噌汁

 さあ、一杯食べて浩太クン!

 たくさん食べて今晩頑張って私をケダモノみたいに押し倒して!

 デザートは、ワ・タ・シ。うふ♡♡♡♡


「うー……」

「食べすぎ……ましたね……」

「とりあえず…お風呂入って…お腹落ち着かせよう……」

 何だこの温泉旅館のノリは?

 ケダモノって言っても牛だよこりゃ。


 とりあえず浩太クンが先に入る。

 スウエットを着たホカホカの浩太クンが出てくる。

「お先でした。先輩もお風呂どうぞ」

「うん、それじゃ入ってくるね?」

「ごゆっくり」

「言っとくけど、覗いちゃヤだからね?」

「はい」

「……覗いちゃヤだからね?」

「わかってますよ」

「…………覗いちゃヤだからね?」

「いいからとっとと入って下さい」


 そして…

 念入りに洗います。

 そりゃもう、今夜は浩太クンになぶりものにされちゃうんだよ!

 泣きながら体中を舐めまわされる私……

 どこをペロペロ舐められてもOKな様にね!

 クサイとか言われたら、恥辱の涙と別物で涙出るわ!


 お風呂から上がります。

「先輩!なんて格好してるんですか!」

「ふふっ…気に入ってくれた?」

 自慢の黒髪はバサッとワイルドに乱し

 黒のアダルトなブラとショーツ

 ガーター付きストッキングも当然黒

 Yes!オールブラックス!

 ついでに洗濯機に浩太クンのYシャツがあったので彼シャツに


「さあ!私陵辱される覚悟と準備完了!」

「何で陵辱ありきなんですかぁ!」

「だって私達は香山家に恩があるんだよ! 私は借金のカタとして浩太クンの〇奴〇や〇液〇理〇所になっても仕方ない存在なんだよ⁉」

「90行前の伏字が台無しですよ!合体させたら何1つ隠せてない!」

「細かい事は気にしない」

「大問題です!」


「さあ、私は浩太クンの所有物なんだよ?〇で〇って〇〇〇〇に浩太クンの〇〇〇をぶち込んで私の〇〇を奪って泣き叫ぶ私の〇〇に〇〇をぶちまけて〇〇させていいんだよ?」

「伏字多すぎて何1つ情報が伝わらないです!」

「さすがにカクヨム小説投稿ガイドラインとはケンカできないよ」

「ギリギリですよ!限りなくアウトに近いアウト!」


 ソファーに座ってる浩太クンにぴとっとくっつく。

「いいんだよ?私の事目茶目茶にして」

「で……出来るわけ……ないですよ……」

「出来るよ!パンツとかブラ引き裂いて目茶目茶にしていいんだよ⁉あ、意外にパンツって丈夫で破りにくいから紐パンにしたよ?」

「そこじゃないです!」

「紐パンの紐がレースリボンタイプのにしたよ?高かったんだから」

「俺の話聞いて!」


「俺、大好きな先輩がこんなことするの見たくないですよ!」


 え?

 なになに?


「先輩は……どうなんですか?」

「いや……えーと……中学の時から……大好き……」

「なんでこんな事を……」

「あ……えーと……なんでだろ……あはは……」


 その後

 私達、普通にキスしてえっちしました。

 コンドームを全部事前にハサミで切ってたのがバレてすっげー怒られましたが…

 とにかく私は大好きな浩太クンに処女をささげることができました。

 中にも出してもらっちゃった♡(ゴム全滅だしね)

 いよっしゃあああっ!結果オーライ!


 その後も私達は付き合ってます。


「ご主人様ぁ……はしたないメイドに……お仕置き……して下さい……」

 今日はメイド服に首輪をつけておねだりです♡


「先輩!完全に性癖隠さなくなりましたよね!」

「昨日みたいに縄がよかった?」

「本物志向とか言ってガチの荒縄持ってきたら引きますよ!」

「やっぱ制服?」

「ワンサイズ小さい風俗店みたいな制服やめて! 学校から帰ってきてわざわざ制服着替えるのおかしいですよね!」

「犬が良かった?」

「首輪付けて散歩とか絶対しませんからね!」

「あと今日危険日なの……中に出されたら赤ちゃんできちゃうよぉ……」

「すっげー期待に満ちた顔! ちゃんとゴムしますからね! 避妊大事!」

「わがままだなぁ……」

「はぁ……なんで俺こんな人好きになっちゃったんだろ……」


 これで私は一生浩太クンの所有物です。

 やったね!サイコー!

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