正直、タチバナ副長のラブ要素は汲み取れなかった(でも少なくとも艦長のタチバナ副長に対するラブはわかった)のですが、とにかく会話のテンポが良く、引き込まれました。
出だしは正統派スペースオペラ、1960年頃に書かれた小説を彷彿とさせます。
しかし内容はラブコメ、冷静で優秀なタチバナ副長(♀)とポンコツっぽい艦長(♂)の掛け合いは絶妙です。
おそらく、もう少し尺が長ければもっとタチバナ副長の艦長に対する想いを書けるのだと思います。
閉鎖された宇宙船での会話劇という舞台設定が面白いので今後に期待です。