情景や背景(物語の)など、多すぎず少なすぎず、バランスよくまとめられていて、読みやすかった。もっと長編にできる要素もあったと思いますが、感覚的に映画1本分的にまとまっていて、ハリウッドで映画化して欲しいかも。
始まりは想い合いながらも切なくて非情な結末でした。それでもお互いに惹かれ合った想いは伊達じゃありません。転生を含めて、すべての行動が相手を純粋に想う気持ちです。行動の意味が分かったとき、心が温かくなりました。危機を乗り越えながらお互いにふさわしい自分へと成長する姿が最高に胸キュンです。段々と甘めの展開となって進みますが、最後の激甘にはご注意ください。