第276話 運転手も

「待ってよォ~」 

 やっとラブリも車にたどり着いた。


「早く出てェ……❗❗」

 車に駆け込むなり、ラブリは運転手に指示を送った。


「え……❓❓」運転手は困惑気味だ。切れ長の目で僕を見つめた。


「何をしているの❗ 早く出なさい❗❗」

 ラブリは僕の隣りに座るなり、ガンガン運転手のシートを叩いた。


「は、ハイ……😓💦💦💦」

 運転手も大慌てだ。

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