第275話 土下座覚悟だ……

「こんな事を言っても信じて貰えないでしょうけど……」

 僕は土下座覚悟だ。


 お母さんを助けられるのなら、恥も外聞もない。これで母親を助けられなければ一生悔いが残る。


「どうか、お願いします🙇⤵」

 額を地べたに着けて、ひれ伏した。


「うむ…… とにかくそこで土下座されても困る❗❗ 車の中へ入りたまえ……」

 ようやく龍崎氏の了解も得られた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る